マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

「みなとみらい21」着工40年に思う

2023-12-17 14:24:07 | 社会

横浜市の再開発プロジェクトみなとみらい21が着工後40年を迎えたということだ。

開発総面積のほとんどが企業、商業施設、住宅、ホテル、コンベンションセンターなどで埋まり先ずは成功事例として評価していいだろう。

このエリアは元々三菱重工の横浜造船所があったところだが今はそんな事実を知っていたり思い出す人々がどれくらいいるのだろうか。

今やその面影を残すのはあのドッグヤードだけだからねぇ・・・。

筆者がよく比較して考えるのは東京都臨海部の再開発プロジェクトだ。

こちらはたしか元々が埋め立て地であって青島都知事(当時)が博覧会中止を決定したその跡地だった。

今は東京ビッグサイトやいくつかのミュージアム(企業のショールームを含む)、公園やスポーツ施設として、さらには東京オリンピックの会場としても利用された。

しかし地域再開発の完成度、巧拙という点では「みなとみらい21」に劣るような気がしている。

東京臨海部の場合は開発方針が場当たり的で中長期的なプランが曖昧になったきらいがあるように思う。

さらに今も一部は(再開発計画には不釣り合いな)コンテナヤードではないかと思わせる節もあるのだ。

一般には東京の方が財力や知恵もあり地域再開発もうまく進められるように思われるがこの2者だけをとってみれば筆者は横浜の「みなとみらい21」に軍配を上げたいと思う。

さて読者の皆さんはどのように評価されるだろうか?

 

 

 

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止まらないフィッシング詐欺メールに思う

2023-12-16 20:06:03 | 大阪万博

相変わらずフィッシング詐欺メールが飛び込んでくる。

「敵さん」(笑)も手を変え品を変え大変だが受ける方も結構迷惑だ。

やっぱりこれらの迷惑メールがならないのはそれなりの「収穫」があるからだろう。

とにかく膨大な数の宛先に一斉発信しているだろうから僅かの確率、0.1% 0.01%でも相当な「収穫」があるのは容易に想像がつく。

しかもこれってなかなか取り締まっていないからねぇ。

罰則があれば漸減していくのかもしれないが現状は放置状態に近い。

デジタル化社会はどんどん進展していくのでやっぱりなにがしかの取り締まりが必要ではないか。

サイバーセキュリティの強化やネット社会の安心・安全は大きな課題である。

NPOやボランティア任せではいけない。

法的整備も詰めていったらどうだろう。

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自民党安倍派の小さくて大きな反乱に思う

2023-12-15 14:44:25 | 政治

自民党安倍派を中心にした裏金作り疑惑は依然落着地が見えない。

先ずは安倍派所属の閣僚、副大臣は全員、政務官は1人を除いて交代することになったがとてもこのまま日本の政治事情が収まるとは思えない。

首相の「火の玉」となって国民の信頼をどう取り戻していくのか、注意深く見守っていきたい。

そんな中で1副大臣というか、1議員の言動内容が印象に残っている。

今回の騒動で防衛副大臣退任を余儀なくされた宮沢議員が「(派閥から)しゃべるな、しゃべるな」と言われていたことを口外したことだ。

一部には「あれは本人の自己保身だ」との冷ややかな(意地悪な)声も聞かれるがそんな計算づくではなくさんざん迷った挙句抑えきれずに出た「心からの叫び」だと信じたい。

いずれにせよあの発言で安倍派はますます窮地に追い込まれた。

あの発言が事実だとしたら安倍派は不正行為と認識しつつ悪行を続けていたのだから、ね。

 

 

 

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首相の裏金疑惑対策に思う

2023-12-14 09:35:05 | 政治

昨日国会の会期末を迎えた岸田首相が記者会見を行っていた。

注目すべきは言うまでもなく昨今世間を賑わせている自民党の裏金疑惑対策だったがやっぱり裏切られた。

話の中では「先頭に立って」「火の玉」などと威勢がいいが具体策になると全く何をやるのか、やりたいのか依然不明なのだ。

派閥パーティの自粛や首相自身の派閥離脱を「第1歩」など紹介していたがこれらは言わばマイナスからスタート地点に戻したに過ぎない。

東京地検の強制捜査結果を待っている姿勢もどうか。

「火の玉」というのなら例えば派閥幹部を自らが事情聴取し、あるいは所属全議員に不記載事実の有無について徹底確認したらどうか。

無論虚偽の回答もあるかもしれないがその時は内規の厳罰化で対応したらいいと思う。

ことは自浄作用を疑われているのでまずは官憲に頼らず党全体を(それぞれの言い分を聞きながら)チェックし人事にも反映させるべきだ。

とにかく「何をいつまでにやるか」を明確にし着実に実行してほしい。

 

 

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ドジャースと大谷祥平との長期契約に思う

2023-12-13 10:48:10 | スポーツ

先日ドジャースと大谷翔平との10年間選手契約のニュースが全国を駆け巡った。

何でも1000億円を超すスポーツ選手の個人契約は史上最高らしい。

凄いね。

同じ日本人として誇らしい気もするがあまりの凄さにいろいろ考えてしまう。

先ず10年契約という個人にとって超長期間の契約に驚く。

球団側から見ればこんなに長期間働くということに不安はないのだろうか。

彼の年齢だって40歳近くになる。

逆に大谷という強力な戦力をキープあるいはガードしておきたいという防衛本能もあるのかな、とも思うがこれは関係者に問う以外にない。

一方で大谷側にとって長期間拘束されるメリット、デメリットはっそれぞれ存在しようが大谷側がオプトアウト条項をあえて望まなかったというとことだから「ドジャースを永住の地」と決めた強固な意志が感じられる。

もう1つ気になるのは10年7億ドルという超高額年俸を支払われ方だ。

単純に10年間で割れば1年間7千万ドル(邦貨換算約105億円)となるが当面は年間3億円ほどが支払われ残りは契約期間満了後(つまり10年後に)支払われるという。

これはどちらか側からの要求か詳細は分からないがなかなか興味深い。

ドジャースは来年以降も新戦力を補強していくために原資はプールしておきたい、との腹積もりなのかもしれないが10年後に発生する繰り延べ負債も存在も気になるはずだ。

意外と大谷はそんな些事は気にもしていないように見える。

ほんとに大物だねぇ。

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