マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

首相のマイナ保険証一本化方針公表に思う

2023-12-12 18:39:17 | マイナンバーカード

今日首相が来秋のマイナ保険証一本化方針を発表していたがこれには思わず違和感を抱いてしまった。

たしか医療機関でのマイナ保険証利用率は4%台でその後大きく向上したという話は聞かない。

厚労省だったかデジタル庁だったか、大幅に利用率を高めた医療機関に対し相当額のインセンティブを準備していたがその成果も出ないうちに何故今マイナ保険証集約方針の発表なのだろうか?

なんか政策とプレス発表がチグハグだねぇ。

そうそう、マイナ保険証のひも付誤りもあったのにねぇ。

それに今は政治資金収支報告書絡みで政権の大ピンチなのだ。

「安倍派一掃」なんてびっくりするようなニュースも全国を駆け巡った。

大丈夫かねぇ、現政権は?

管制塔のない空港を見ているようである。

 

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自民党派閥の「ノルマ」「キックバック」に思う

2023-12-11 12:15:53 | 政治

裏金作り疑惑で揺れる安倍派有力者の対応を巡って岸田首相が呻吟している。

一説によれば政府・党内の重要ポストから安倍派議員を一掃するとの動きもあるそうだがこれには若干異論がある。

今自民党の派閥の弊害に政治資金パーティでの「ノルマ」や「キックバック」が喧伝されているがこれらはどんな組織でもよく行われていることだ。

問題は「不記載」なのだから安倍派を重要ポストから一掃するというのならその辺りを考慮すべきではないだろうか。

「キックバック」を受けた経験のない、そして記載義務を遵守している少壮議員にまで厳罰を科す必要はないだろうというのが筆者の意見である。

逆に安倍派以外にも不記載例はあるのではないか。

であればこちらの方も厳正に対処しなければいけないと思う。

岸田首相にとって短期間で結構な作業になるかもしれないが公平性は重要なファクターだ。

「信頼を取り戻す」ということは口で言うのは簡単だが実践することはなかなか大変だよ。

ここはキチンと職責を果たしてもらいたい。

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自民党は自浄作用を発揮できるか

2023-12-10 12:03:32 | 政治

連日メディアは岸田政権、自民党の崖っぷち状態を伝えている。

岸田政権でいえば政権の要である松野官房長官の去就、自民党でいえば最大派閥安倍派の混乱が囁かれているからねぇ。

しかし1番のウィークポイントは岸田首相の政治的なカンと自己修正能力との欠如ではないか。

内閣のスポークスマンである官房長官があんな情けない答弁を続けているのに100%庇ってしまう、自らの任命責任を考えているのかもしれないがコトの異常さを分かっていない。

先日は党幹部を緊急して何を決めたか、と思ったら何と政治資金パーティや仲間うちの忘年会・新年会の自粛だって・・・? こんなアピールは反って有権者の怒りに油を注ぐことが分からないのかねぇ?

昨日は昨日は副総裁と長時間の会談(高級料亭やレストランではなく首相公邸で)を行っている。

誰かに相談しないと何も決められないのか。

長年政界にいて政治的なカンを涵養してきたのではないのか。

残念ながら今の政権では自浄作用を発揮させられる気がしない。

しかし最後には誰かが動かすのだろう、・・・問題はそれが「いつか」ということだが意外と早いのではなかろうか。

 

 

 

 

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首相の「危機感」に思う

2023-12-09 10:42:49 | 政治

昨日は松野官房長官以外に自民党幹部の名前が次々に裏金作りの疑惑の対象者として登場した。

これで一気に岸田政権の先行きが危うくなってきた。

閣僚や党役職者が集団離職(?)ということになれば首相の任命責任ももう「(見せかけだけの)適材適所」では逃れられないだろう。

首相の言葉と言えば最近首相は「危機感」をよく口にするが筆者の印象でいえば正直言って全く実感が湧かない。

一体どうしてだろう。

やっぱりそれはそれに相応しい行動が伴っていないからだ。

感覚がずれていることもあるだろう。

動きが遅いこともあるかもしれない。

党内の誰かに忖度しているのかもしれない。

ともあれ岸田首相は今最大のピンチを迎えている。

首相には①日本のビジョンを自分の頭で練り直し必要に応じて軌道修正すること(無論専門家のサポートを受けることはいいが決定者は自分であることを忘れない)②派閥の呪縛を離れ政権延命策は捨て去ること(人事は真の「適材適所」を徹底する)③世論調査結果にも相応の「聞く耳」を持つこと④そして何よりも早く行動すること(寝食を忘れて、ね) を提言したい。

この際忘年会は言うまでもなく会食等も封印したらいい。

それでも「岸田下ろし」が生まれるようなら潔く身を引いたらいい、自分は元々そんな器ではなかったのだ。

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岸田首相の派閥離脱に思う

2023-12-08 10:26:13 | 政治

昨日岸田首相が先日の党内派閥パーティ等の自粛指示に引き続き自身の派閥離脱を表明していた。

これには「何を今さら」という感じを拭いきれない。

従来から自民党の歴代首相は首相就任後に派閥を離れ政権、党全体の運営に専念してきたが岸田首相はあえて派閥会長の座を手放すことはなかった。

弱小派閥ゆえに尚更グリップを保持していかなければ、という意識が働いたのだろうか。

結局首相はまたぞろ「判断を誤る、決断が遅い」という悪いイメージを強めてしまったのだ、残念なことに。

首相は派閥パーティの自粛や自身の派閥離脱を党改革の第1歩と位置づけ続けて2の矢、3の矢を打っていく、としていたがそうであればこんな当たり前でシャビ―な内容を大袈裟に公表すべきではなく「2の矢」の方を早急に取りまとめてぶち上げるべきだった。

首相は言うことだけは立派だが「大事」を実行していくことや先に向かって分かりやすい絵を描くことは苦手なんだねぇ。

 

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