今日はお知らせです。
今週の8日(土)から2月6日(日)まで日田市民文化会館パトリア日田ギャラリーにおいて、「日田市先哲展~大蔵永常に学ぶ~」が開催されます。
大蔵永常って誰?
な~んて言うとバチが当たりますね。この方は日田市出身の農業ジャーナリストです。といっても今の人じゃなくて、江戸時代を生きた人です。
農業というと、一般的に士農工商の身分制度の中でひたすら年貢に苦しみ右往左往する貧しき弱者といった固定観念がありますが、とんでもないことです。
年貢の苦しみはともかく、江戸時代における日本の農業は非常に進んでいましたし、知恵を働かせて飢饉と立ち向かい、自然と共存していました。
永常は青年時代に全国的に頻発した飢饉の経験から、民衆に役立つ作物の栽培法や加工法を学び後に次々と農業書を記します。
その永常が最初に目をつけたのが「櫨」でした。
永常著の「農家益」ではハゼノキの栽培法や製蝋技術が挿絵付きで記されています。「農家益」という名前のとおり、農家に利益を与えるものこそ櫨だと主張したわけです。
そして、永常が最大の賛辞を与えたのが松山櫨でした。筑前・筑後・豊前・豊後で栽培されている七種の銘柄のうち、「松山櫨を最上とする」と農家益に記されています。
そんなわけで、松山櫨復活委員会としても今回の展示に協力することになり、今日はみぞれの中、展示物を搬入してきました。
パトリア日田です。三年前にオープンしたばかりできれいなところでした。
玄関ロビー。日田らしく杉材がふんだんに使われています。
今回の展示は主に貴重な書籍類ですが、ありとあらゆる種類の農具を解説した「農具便利論」とか、害虫の防除を記した本とか、葛とか菜種の製法とか、永常の著作は相当な数にのぼる様子です。
オープンしたら、改めて行ってみようと思っています。
ご興味のある方は、ぜひ行ってみてくださいね!
パトリア日田のサイトはこちら
場所はこちらです。
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福岡よかもん市場店「和ろうそく松山櫨通販サイト」へ。
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な~んて言うとバチが当たりますね。この方は日田市出身の農業ジャーナリストです。といっても今の人じゃなくて、江戸時代を生きた人です。
農業というと、一般的に士農工商の身分制度の中でひたすら年貢に苦しみ右往左往する貧しき弱者といった固定観念がありますが、とんでもないことです。
年貢の苦しみはともかく、江戸時代における日本の農業は非常に進んでいましたし、知恵を働かせて飢饉と立ち向かい、自然と共存していました。
永常は青年時代に全国的に頻発した飢饉の経験から、民衆に役立つ作物の栽培法や加工法を学び後に次々と農業書を記します。
その永常が最初に目をつけたのが「櫨」でした。
永常著の「農家益」ではハゼノキの栽培法や製蝋技術が挿絵付きで記されています。「農家益」という名前のとおり、農家に利益を与えるものこそ櫨だと主張したわけです。
そして、永常が最大の賛辞を与えたのが松山櫨でした。筑前・筑後・豊前・豊後で栽培されている七種の銘柄のうち、「松山櫨を最上とする」と農家益に記されています。
そんなわけで、松山櫨復活委員会としても今回の展示に協力することになり、今日はみぞれの中、展示物を搬入してきました。
パトリア日田です。三年前にオープンしたばかりできれいなところでした。
玄関ロビー。日田らしく杉材がふんだんに使われています。
今回の展示は主に貴重な書籍類ですが、ありとあらゆる種類の農具を解説した「農具便利論」とか、害虫の防除を記した本とか、葛とか菜種の製法とか、永常の著作は相当な数にのぼる様子です。
オープンしたら、改めて行ってみようと思っています。
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