櫨を題材とした「花炎」(佐和みずえ著)を読みました。

愛知県内子町の製蝋業で財をなした家の養女となった女性の波乱に富んだ生涯が描かれています。
あとがきでは著者自身も全く櫨のことや和ろうそくの事を知らなかったそうですが、ある日、内子町を訪れて作品にしようと思い立ったのだとか。
主人公は京都からやってくるのですが、読者は何も知らない主人公と同じように、櫨蝋の世界へ導かれることになります。
全体的に女性らしい繊細な描写で、当時の暮らしぶりや内子町の様子が生き生きと描かれています。
櫨についての描写も丁寧で、蝋作りの専門的な工程がわかりやすく説明されていて非常に勉強になりました。
九州では櫨の実を搾ったばかりの生蝋を「しょうろう」と呼びますが、内子では「きろう」と呼び、晒し方法も違います。
こちらでは生蝋を削って晒しますが、内子では生蝋を冷水に打ちかけてペレットみたいな小さな形にします。それを「蝋花」と呼び、作品中では、この伊予方式でできる白い「蝋花」の美しさを何度も讃えています。
残念ながら絶版になっていますが、中古本でも少し出回っている様子です。
お近くの図書館にはあるかもしれません。ぜひオススメです。
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主人公は京都からやってくるのですが、読者は何も知らない主人公と同じように、櫨蝋の世界へ導かれることになります。
全体的に女性らしい繊細な描写で、当時の暮らしぶりや内子町の様子が生き生きと描かれています。
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九州では櫨の実を搾ったばかりの生蝋を「しょうろう」と呼びますが、内子では「きろう」と呼び、晒し方法も違います。
こちらでは生蝋を削って晒しますが、内子では生蝋を冷水に打ちかけてペレットみたいな小さな形にします。それを「蝋花」と呼び、作品中では、この伊予方式でできる白い「蝋花」の美しさを何度も讃えています。
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