松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

櫨屋敷のジョウビタキ

2011-01-17 23:17:57 | 販売奮闘日記
櫨屋敷に車で来ると一羽のジョウビタキが出迎えてくれます。

駐車するやいなや、さっそくサイドミラーにとまって挨拶してくれます。

こんな感じ。


……………んなわきゃーないって!

こいつのおかげで、いつも私のサイドミラーはフンだらけ。

サイドミラーではお辞儀してるというよりも、自分の姿が映っているのを見てアドレナリンが上がるのか、ガッガッと鏡に向かって攻撃しています。

ある時、目が合ったので睨みつけると、そのつぶらな瞳で

「何でございましょ?ワタクシがどうかいたしましたか?」

みたいな表情を残して、ピューッと飛び去る逃げ足の速さ。

側に近寄ると逃げるし、知らんぷりするとまとわりついてくる。

しばらく姿を見せなかったりすると、妙に心配になったり。

このジョウビタキはメスらしいです。冬の間の渡り鳥なので春になったら旅立つのかもしれません。

それまでは、こまっしゃくれた看板娘になりそうです。

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見えないモノが見えるように

2011-01-16 23:55:59 | 復活奮闘日記
最近、知り合いからよくこう言われることがあります。

「以前は櫨なんか興味もなかったから、気にもしなかった。でも最近はどういうわけか、テレビとか新聞とかで、櫨とか和ろうそくっていうと、やたらと目に留まるようになったよ。」

櫨とか和ろうそくで私を連想するからとのことでした。あな嬉しや。

実をいうと、私自身もそういう体験をしています。

櫨の活動を始める前は、秋の紅葉の風景で櫨を見つけることはありませんでした。

そもそも樹木の区別がつきません。目の前に櫨があっても、ただボンヤリと見ていたことでしょう。

ところが現在では山や川、どんなところにいっても自然に櫨が目に入ってきます。

鈍い色の背景に、鮮やかな赤い櫨だけが浮き上がっているような感覚です。

別に櫨を探してるわけじゃないのに。

不思議なもんですね。

私たちは毎日いろんなモノを見ているし、聞いているし、時には会話や行動もしています。その中から脳が選び取ったものだけが記憶として残っています。

つまり人との出会いは、その人のデータを脳に記憶させた後に、日々の出来事の中で記憶するかどうかの取捨選択リストに追加され、自分の感覚を反応させているってことになります。

出会いを広げるってことは、意識せずとも自分自身の感覚を呼び起こし、昨日まで見えなかったものが見えてくるようになる…ってことでしょうか。

自分は凡庸だと思っている人は多いですが、そう見捨てたモノではありません。

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アレオレ詐欺だって

2011-01-15 19:25:43 | ニュース
“アレオレ詐欺”社員に募る「やられた!」感 結果重視の成果主義が生むフリーライダーとは?(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

アレオレ詐欺とは、「人がやった成果や、人に手伝ってもらって上げた成果を、さも全部自分がやったようにアピールして、手柄を自分だけのものにしてしまうタチの悪いフリーライダー」なんだそうです。

このアレオレ詐欺って言葉、非常に反響が大きかったとのことです。皆さんの周りにも結構いるんじゃないでしょうか。

こういった詐欺(?)をやらかす人というのは、周辺の評判とかコミュニケーションの情報によって明らかになるものですが、会社内で上司が情報を掴めなかったり、あるいは部下を観察する洞察力もなく、成果のみで評価する上司しかいなければ、非常に効果的なアピール(詐欺)になるでしょう。

手柄偏重・成果主義の殺伐とした弊害のような事例ですね。

同時に「責任を他人に転嫁して言い逃れをしようとする社員」すなわち「アレオレじゃない詐欺」も増えてるんだとか。

個人主義が進むと、自分の利益を最優先し、他人や社会全般の利害など全く考えようとしない利己主義的な行動ばかりが目につくようになります。

この話を読んで、私は以前聞いた三尺箸の話を思い出しました。どんな話かというと…

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地獄では素晴らしいご馳走が目の前にあるのだが、三尺(約91cm)もの長い箸を使って食べなくてはならない。

地獄の住人達は先を争って食べようとするが、長い箸を使いこなせず、周囲と争ってばかりで、せっかくのご馳走を食べることができない。それでいつも地獄では飢餓感に苛まれている。

ところが極楽でも同じように素晴らしいご馳走が目の前に用意され、三尺箸で食べねばならない状況にある。

ただ地獄と違うところは、極楽の住人達は長い箸でご馳走をつまむと、向かい合う相手に食べさせてあげているのだ。自分もまた相手から食べさせてもらうので、極楽ではいつも満ち足りている。

地獄も極楽も、実は同じ場所にあるのだ。
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この話は有名なので知っている方も多いでしょう。

上記のようなアレオレ詐欺がまかり通る状態は、まるで地獄みたいじゃないですか。
みんなが成果を求めて飢餓感に苛まれています。

どんな人だって幸福になりたくない人はいないでしょう。
でも手柄を自分だけのものにする人は、決して幸せにはなれません。

では極楽の状態にするには?

単純に相手に食べさせてあげるだけで極楽になるでしょうか?
相手から食べさせて貰わなければ、そこは極楽ではないのです。

ポイントは「相手」です。

昔から伝わる仏教の説話だそうですが、奥が深いですよね。

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松山櫨と普通のハゼ

2011-01-14 10:36:23 | 復活奮闘日記
最近、こんな質問をよく受けます。

松山櫨と、そこらへんに生えている普通のハゼとの違いは何ですか?

そこらへんに生えている「普通のハゼ」とは、これいかに?

例えば川縁や土手にわずかに残っているハゼ、あるいは山本町のハゼ並木とか?

私が「松山櫨」と連呼してるもんだから、それじゃ自分たちが「ハゼ」と呼んでいるあの木は、きっと普通のハゼに違いないというわけです。

うむむ。この件に関しては、ちょっと説明する必要があるようです。

現在、私たちが見ている櫨は、鳥などによる実生櫨(みしょうはぜ)と、人の手を加えて植えられた接ぎ木櫨のどちらかです。

実生櫨といっても、葉っぱによっては山櫨の特徴を備えているものもありますし、時には大きな実をつけている木もあります。

明かな老木でしっかり実がついており、近所の人が「昔、実をちぎりよる人がおった」という証言があれば、それは言うまでもなく接ぎ木櫨でしょう。

櫨は江戸時代からの長い技術改良の歴史があります。

櫨の実は収益と直接結びついていたわけですから、櫨を育てている人間なら、わざわざ品種の悪い櫨を残さずに、さっさと優良品種に植え替えるに決まっています。

現在私たちが見ることの出来るハゼは、全てその時代の最も優良だと評価された接ぎ木櫨ではないでしょうか。

松山櫨は江戸時代に一世を風靡した櫨の最優良品種ですが、現在、筑後地域に残っていなかったのは他の優良品種に人気を奪われたせいだとも言えます。

それが普通のハゼ。

筑後地域に残る普通のハゼとは「伊吉櫨」です。

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ろうそくと仏陀の言葉

2011-01-13 11:38:07 | 販売奮闘日記
仏陀の残した言葉の中に、こんな一節がありました。

「一本のろうそくで何千本ものろうそくに火を灯すことができる。
しかし、それで一本のろうそくの火の命が短くなるわけではない。
幸福も分かち合うことで減ることはない」

英訳もネットで見つけました!

Thousands of candles can be lighted from a single candle, and the life of the candle will not be shortened. Happiness never decreases by being shared.


私たちは無意識のうちに、火を分け合うことで、自分のろうそくの火の命が短くなるのではないかと恐れているんじゃないでしょうか。

しかし炎は自らの中に燃え続けています。
その火を分け与えることで、自分の火が消えることは決してないでしょう。

それにもし自分の炎が消えそうになったら、他の人から分け与えてもらえばいいんです。

そして人は何度でも火を灯し続け、皆に与えることができます。


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日田市先哲展_大蔵永常に学ぶ

2011-01-12 23:56:37 | 復活奮闘日記
パトリア日田で開催されている日田市先哲展に行ってきました。

大蔵永常の書いた様々な著作とともに、しっかりと例の「農家益」が展示されていましたし、なにより松山櫨復活委員会からの和ろうそく等の資料がガラスケースに入ってました!

内部は撮影禁止でしたのでお見せできませんが、蝋かすまで大切に扱われていたので非常にご満悦気分になりました。

その後、時間があったので、咸宜園へ。

庭の様子です。井戸だけは残っていたそうです。

咸宜園は江戸時代の私塾で、なんと4000人以上もの生徒が学んだ学校です。ただいま水戸の藩校などと一緒に学びの文化ということで世界遺産への活動中だそうで、ガイドの方の説明も熱が入っていました。


これは咸宜園出身者で、世に名を残した有名人100名です。

咸宜園のシステムを聞くと、現在の教育現場にも取り入れたら良さそうなアイデアがいっぱい詰まっていました。

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鳥に先を越された

2011-01-11 23:19:24 | 復活奮闘日記
11日に櫨屋敷で新年会を行いました。

子供達もいたので、よい機会だから櫨の実ちぎりを体験しよう!と張り切って吉井町に出かけました。

ここの櫨の木は、以前、再生工房でのイベントでも櫨の実ちぎり体験をしたことがあります。

今回も自由にちぎっていいよと言われていたので楽しみに行くと…が~~ん。

なんと鳥に先を越されてしまってました。


雪の日が続いていたせいでしょうか。
鳥の群れが一気に食べ尽くした模様です。見事に小枝だけになってます。

ほんの数日前まで、びっしりと実をつけていたのを確認していたんですが。

後で延寿寺沿いの櫨並木に行くと、まだまだびっしり実がついている木もあれば、全部食べ尽くされている木もあり、木ごとに群れが集中して実を食べている様子です。

鳥も統制が取れてるのだなぁと思いつつも、今ひとつ釈然としないのがありました。

鳥は美味しい櫨の実だけを食べるわけじゃないんじゃないか?

粒が小さくて、あんまり蝋分が入ってなさそうなシワシワ実の方もしっかり食べられてたりします。

よくわからないなぁ。

ふと思いついたのですが、鳥の群れだって必ずしも賢いリーダーに率いられるわけじゃないのでは?

あるいはリーダー鳥の嗜好がシワシワ実だってこともあり得るけど、それだと嗜好の合わない鳥は苦痛だろうなぁとか思ったり。

どちらにせよ、栄養分たっぷりの実を食べさせてくれるかどうかは鳥にしても人間にしても死活問題のはず。

リーダーの役割って大切ですよね。

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タイガーマスクの歌

2011-01-10 11:52:36 | 販売奮闘日記
寄付ゾクゾク!全国各地でタイガーマスク

 現金10万円が届けられたのは、静岡市葵区の社会福祉法人「静岡ホーム」が運営する児童養護施設で、同ホームによると、7日午後に届いた手紙に10万円が同封されていたという。
 手紙は全文ワープロ打ちで、冒頭に赤字で「お年玉」とあり、「明けましておめでとうございます」「少ないですが子供たちが夢と希望をつかむ一助になればうれしいです 伊達直人」などとあり、最後に「テレビで2件のランドセル贈答のお話を見てこのような事が大勢の人に広がればと思い参加した次第です」などと結んでいた。
 封筒には6日付の島田郵便局(静岡県島田市)の消印があり、差出人の住所などはなかった。静岡ホームでは、本や文房具の購入に充てるという。大塚隆雄園長は「本当にありがたいが、額が大きく戸惑っている。子供が感謝の意を伝えることも大事で、名乗り出てもらいたい」と呼びかけている。
 一方、沖縄県南城市の「島添の丘」には“伊達直人”が現れた。7日午後7時20分ごろ、40代とみられる男性がバイクで施設を訪れ、ランドセル3個を正面玄関近くに置こうとしているのを職員2人が発見。声を掛けたが、男性はフルフェースのヘルメットをかぶったまま、「気持ちですから」とだけいい、手紙を手渡して去ったという。
 手紙には「新1年生になる君達へ贈ります。君達の事を心から愛する者より ガンバレ 伊達直人」と書かれていた。ランドセルが届けられる約1時間前、施設に新1年生の児童数(3人)を尋ねる電話があったという。
 玉城孝施設長は「職員間で『島添でもあったらいいね』と、きのう話題にしたばかりだったので驚いている。子供たちにとてもうれしいお年玉。ランドセルは新1年生に渡します」と喜んだ。
 伊達直人を名乗るランドセルの寄付は、群馬・前橋市で昨年12月25日に、神奈川・小田原市では元日にそれぞれ児童相談所で見つかっている。このほか、長野市の県中央児童相談所でも1月7日、「遅れて来たサンタクロース」名でランドセル6個が届いている。
★タイガーマスク
 タイガーマスク1968年1月から71年6月まで「少年マガジン」などに連載された梶原一騎原作、辻なおき作画のプロレス漫画。主人公の伊達直人の覆面レスラーとしてのリングネームでもある。69年10月から71年9月まで日本テレビ系でアニメ化もされた。孤児院で育った伊達は、悪役レスラー養成機関「虎の穴」にスカウトされ殺人的な練習の日々を乗り切り、タイガーマスクとしてデビューする。デビュー後は、育った孤児院に名乗らずに収入の一部を寄付し続ける。その後、裏切り者となったタイガーマスクに、虎の穴は次々と刺客を送る。幾度もの死闘を繰り広げながら、レスラーとしての成長を描くストーリー。

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タイガーマスクと聞くと、何が印象的だったかってあのエンディング!
聞きたくなった人はいませんか?

アニメ史上最も悲しいエンディング曲だと言われています。


あ、何度聞いても涙が…。

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耳納学園展示即売会明日まで

2011-01-09 23:44:07 | 販売奮闘日記
今日も耳納学園の展示即売会がゆめタウン久留米で行われています。

今回の展示では京都の妙心寺の管長・東海大光老大師の文字の陶板が限定販売されています。

妙心寺といえば、臨済宗寺院の中でも最大派閥の総本山です。大徳寺とともに修行を重んじる厳しい禅を特色とする代表的寺院なんだそうですね。

東海大光老大師は佐賀県の出身で久留米の梅林寺で修行されたとのことです。耳納学園のために、ありがたい言葉を書いていただいたそうです。



今日はたまたまおいでいただいたので、私も老大師と少々お話しすることができました。

私が灯心草から髄を引き出す芯引き実演をしているのを見て、一言。

「そういえば、修行の言葉に『灯油を無駄遣いするな』との教えがありますよ。」

灯油といえば、もちろん石油じゃないです。この場合は菜種油。灯りのための灯油ですね。

雑談とかお遊びだけのために菜種油を無駄遣いするな。写経とか修行のために使えということだそうで、私としては、和ろうそくだって菜種油だってじゃんじゃん使ってほしいところなんですが、さすがは禅寺です。



今日は10年ぶりにお友達と再会することもできました。ありがたい一日でした。


耳納学園展示即売会

2011-01-08 22:32:48 | 販売奮闘日記
今日から11日(火)まで、ゆめタウン久留米1Fウェストコートにて、耳納学園の展示即売会の開催中です。

おなじみの花器や食器の陶芸を中心に展示販売されています。

私も今日の午後は夕方まで、ずっと実演していました。


実演期間中が一番芯引きや芯巻きのはかどる時間です。

が、最近は芯巻きをやってなかったので、久々にやってみたら、いきなり失敗しちゃって、そんな時に限って人が見てる時だったりして焦ってしまいました。

田主丸のカッパさんも来てもらったので励みになりました。

明日明後日も午後は実演していますので、ぜひお立ち寄り下さい。

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お知らせ_大蔵永常展

2011-01-05 22:29:48 | 復活奮闘日記
今日はお知らせです。
今週の8日(土)から2月6日(日)まで日田市民文化会館パトリア日田ギャラリーにおいて、「日田市先哲展~大蔵永常に学ぶ~」が開催されます。

大蔵永常って誰?

な~んて言うとバチが当たりますね。この方は日田市出身の農業ジャーナリストです。といっても今の人じゃなくて、江戸時代を生きた人です。

農業というと、一般的に士農工商の身分制度の中でひたすら年貢に苦しみ右往左往する貧しき弱者といった固定観念がありますが、とんでもないことです。

年貢の苦しみはともかく、江戸時代における日本の農業は非常に進んでいましたし、知恵を働かせて飢饉と立ち向かい、自然と共存していました。

永常は青年時代に全国的に頻発した飢饉の経験から、民衆に役立つ作物の栽培法や加工法を学び後に次々と農業書を記します。

その永常が最初に目をつけたのが「櫨」でした。

永常著の「農家益」ではハゼノキの栽培法や製蝋技術が挿絵付きで記されています。「農家益」という名前のとおり、農家に利益を与えるものこそ櫨だと主張したわけです。

そして、永常が最大の賛辞を与えたのが松山櫨でした。筑前・筑後・豊前・豊後で栽培されている七種の銘柄のうち、「松山櫨を最上とする」と農家益に記されています。

そんなわけで、松山櫨復活委員会としても今回の展示に協力することになり、今日はみぞれの中、展示物を搬入してきました。

パトリア日田です。三年前にオープンしたばかりできれいなところでした。


玄関ロビー。日田らしく杉材がふんだんに使われています。

今回の展示は主に貴重な書籍類ですが、ありとあらゆる種類の農具を解説した「農具便利論」とか、害虫の防除を記した本とか、葛とか菜種の製法とか、永常の著作は相当な数にのぼる様子です。

オープンしたら、改めて行ってみようと思っています。
ご興味のある方は、ぜひ行ってみてくださいね!

パトリア日田のサイトはこちら
場所はこちらです。


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伝統のココロと新しいカタチ

2011-01-04 23:58:52 | 復活奮闘日記
今年は年賀状の手書き部分を思い切って毛筆で横書きしてみました。

縦書きも横書きも気にならない人にはどうでもいいことですが、気になる人はとことん気になるもんです。

本来、毛筆ならば縦書きが当然でしょうが、ささやかな事とはいえ、あえて伝統に反発してみたわけですよ。

なぜかというと、しばらく前、着物姿のとある方からこう言われたことが印象に残っていたからです。

「最近どんどん縦書きがなくなっていく。日本人ならもっと縦書きを使うべきだと思う。」

お説ごもっとも。

漢字とかな混じりの日本語文を毛筆で表現する時の筆遣いの美しさは、縦書きでないと表現できないのではないかと私も思いますし、日本人ならば洋服じゃなくて着物を着るべきだろうという主張もわかります。

しかし。

やっぱり一言で言って時代の流れとしか言いようがないです。例えるならば日常生活で、電気を消して櫨の和ろうそくを毎日使うべきだなんて言うようなもんです。

日本語は縦書きにも横書きにも対応できる柔軟で素晴らしい言語だと私は思っています。このような言語は世界を見渡しても少ないのだそうですよ。

そんなわけで縦書き横書きという「カタチ」にこだわるよりも、むしろ筆ペンじゃなくて毛筆にこだわってみようと思ったりして、拙い自分の年賀状では自分なりに伝統のココロを新しいカタチで表現したってわけです。

ま、そんなことどうでもいいかもしれませんがね。


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お知らせ_耳納学園展示即売会

2011-01-03 17:39:24 | 販売奮闘日記
お知らせです。

今週の8日(土)から11日(火)まで、ゆめタウン久留米1Fウェストコートにおいて、耳納学園の展示即売会が開催されます。(画像は昨年の様子)

耳納学園は身体障害者授産施設です。今回の展示会は障害者の方々による手作りの陶芸品や、手芸品、樹脂粘土によるアクセサリーなど。

松山櫨復活委員会としては、二年前、耳納学園に眞櫨きゃんどる用のキャンドルホルダー製作をお願いして以来のお付き合いですが、これがまたシンプルな形で飽きの来ないキャンドルホルダーなんです。


どことなく温かみがありますね。

眞櫨きゃんどるも耳納焼キャンドルホルダーも、今回の展示即売会のみ、一年に一度の特価で販売します。

いくらになるのかって?

それは来てのお楽しみ。

午後は時折私も実演に入るので、ぜひ遊びがてら立ち寄ってくださいね!

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