25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

好日

2016年06月23日 | 日記

  ピンピン貝が料理屋にあった。尾鷲の料理屋でこの巻き貝を見るのは初めてで、どこで入手したのか聞いてみたところ、このごろ水揚げされるのそうな。この貝は刺身にしても、塩ゆでにしても、美味しくて、僕の好物である。沖縄では11月から店に出始める。

  メバルの煮付けを注文したら、大きなものだった。メバル、アイナメは尾鷲では釣れないので、やはり海の水温やら、なにかが変わってきているのかもしれない。

 2日前、岡田さんがシメサバの新しいものをもってきてくれて、それを酒の肴にして、ついでに鰹の刺身を生姜で食べた。こういうことがあるから、尾鷲は離れつらい。

今日東京の友人から、メールがあった。同人誌をつくるので、仲間に入らないか、ということだった。入ると即答した。

 今日は、「相撲取りになるど」の第2部の書き直しをした。どうしても新技を作りだしかった。

  199年に起きた母子餓死事件を、2016年に置き換えて、日記仕立ての小説を書いた。かきながら、身障者への助成制度が充実していることを知ったが、それでも、老後にお金がないことは厄介なことだと思う。

  魚介類を食べて、酒をのみ、小説について考えている。すると、バリ島のスクールの卒業生から「男の子が生まれた。体外受精が成功した」とあった。お金のかかる不妊治療をやっていたので、とても僕は喜んだ。また子供が大きくなったら、みんなで、バリ島旅行をしよう、そうしよう、と挨拶しあった。

  好日というのもあるものである。 よし同人誌も頑張るぞ。

*読み始めた本

    奥田英朗 「 無理」

   石川大蔵「相撲親方列伝」