25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

ウィンブルドン

2019年07月09日 | テレビ
 朝方は大雨だったのええ、午前中は事務所に出ず、家で昨晩録画しておいた錦織圭の四回戦を観た。ウィンブルドンは錦織の試合が終わる頃、小雨が降りだしたようだったが、雨に邪魔されることなく早々に勝ちを決めた。四回とも試合をみたが、とても快調だった。上手さを感じる。
 ぼくの印象としての錦織圭は筋肉痛で棄権とか、ハードな試合が続いてバテてしまうという記憶が強かった。
 今期ウィンブルドンでは、フランス大会の次のシリーズは休み、疲れもとり、ナダルらとよい練習をして臨んだようだ。三回戦までは早い時間で勝ち、四回戦で2時間50分ほどかかったが、4時間、5時間というものではない。サーブが以前よ比べてよくなっている。ファーストサーブで決める場面も多くなったが、セカンドサーブを恐れず深いところで跳ね上げる。これが有効だ。もうひとつある。サーブ&ボレイで特にネット近くでの反応である。どうやら相手がどこへ打ってくるのかわかるようだ。
 いよいよ、次はフェデラーである。ぼくは5分5分の力ではないかと思う。フェデラーに勝てばフランス大会で優勝したナダルである。そして決勝はジョコビッチとなるのだろう。どこまでいけるかわからないが運ひとつの感がある。世界のテニスをする人達の中で現在は空いて世界ランク7位。その1位から3位の選手と当たる位置にいるのである。アメリカにテニス留学をした。跳んでスウィングする若者が颯爽とデビューしてから11、12年になるのではないか。弱点、不得手なところ、もっとこうしたほうがよい、という工夫。悪い癖があれば矯正しなければならない。体力も、筋力もつけなければならない。よほどの努力をするのだろう。
 世界のあちこちにいる強いテニスプレヤーなどをドーンと超えているのである。今少し残念なのは卓球やバドミントン、バスケット、野球のように続々と若い選手が日本から出てこないことだ。
 中学で軟式テニスをやっているこの国の学校は変じゃないのか、と思うが、何か別の理由でもあるのだろうか。松岡修造、錦織圭に続く選手の登場を期待する。