25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

いい加減にしろ!

2019年07月23日 | 社会・経済・政治
 吉本興業のこと、テレビは興奮してやっているが、ぼくには見苦しくてかなわん。こてまで批判もしていなかった芸人が今とばかりに言うのもおぞましく、会長を守らなあかん、動きます、といって動く男も見苦しい。
 宮迫も、亮も、岡本社長も一家のメンバーである。この一家で騒ぐ男たちはヤクザめいている。ヤクザではないのだろうが、ヤクザによく似た性質がある。駆けつける、庇う、忠告する、裏切る。そんな体裁だ。
 参議員選挙が終わって、「れいわ新撰組」などあつかったことなどなく、無視してきたテレビ局
が予想外の「れいわ新選組」の健闘にあわてたのか、そのニュースに切り替えたいところだった。そこに、「吉本」の邪魔が入った。
 泣きの誠意と口下手の誠意が日本を席巻している。うんざりしているのはぼくだけだろうか。本当は司会者たちもうんざりしているのではないか。
 吉本興業があろうとなかろうと、宮迫や亮がいようといよまいと、ぼくら庶民にはちっとも生き死にの問題ではない。
 全く、テレビをつけると、またか、と思う。いい加減にしろよ、と言いたくなる。