25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

フェデラー vs ジョコビッチ

2019年07月15日 | テレビ
 夜の10時からウィンブルドン男子決勝があり、たいへんな接戦に寝ることもできず、終わったのは午前3時を過ぎていた。しかたない。試合が良すぎた。めったに見れないものだ。特別な日としよう。フェデラーが優勢に見えるのにいつの間にかジョコビッチが勝っている。最後のセットは最終の12ゲームまでいき、タイブレイクっとなった。ジョコビッチはデビューの頃、体力がなくバテていたらしいが、小麦が体に合っていないこともわかり、栄養の管理もして、バテない体力つくりをしたらしい。
 ジョコビッチ32歳。フェデラー37歳。このくらいの経験と技術の持ち主になると、どんな練習をするのだろう。レスリングの吉田沙保里は白鵬と話をしていて、吉田は30も過ぎると稽古の質だ、と言って、白鵬もひどく納得していたらしい。ある境地での稽古というものがあるのだろうか。
 体調に関する感度はこころでどう処理するのだろう。
 走って打っても姿勢は崩れない。体幹の深層筋はしっかりしている。どちらも筋肉隆々ではない。試合中表情を滅多に変えないが、ここぞというときにギアチェンジするのが勢いでよくわかる。
 あれこれ思いながら見ていて、久しぶり興奮した。