25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

いろいろある

2019年07月27日 | 日記
 
 昨日は、母親が目が痛いと言っていると、デイケアの方から電話があり、病院に連れて行ったり、台所の電灯のスイッチのヒモが切れてしまったり、解決の見込みがようやくついた難しい問題がまた蒸し返えされたりとなんだか慌ただしく、嫌なことってまとめてやってくるものよ、と、そんな日もあることを思うのだった。それと台風がどうなるかもイライラの一因でもあった。今日は民ぱくの客がくる。キャンセルなく、無事にいきそうである。母の目には逆さマツゲがあって、それを抜いてもらったら今日はすっきりしていた。台所の電灯もLED に換えてもらいこれも解決した。難しい問題は待つことだけなので、待つ以外にない。
 若い起業家たちが「朝から生テレビ」の討論番組で討論していたので、録画をしておいて、今日の午前中に見た。
 若者のごくほんの一部の起業家である。日本は起業する人が少ない国らしい。
 話を聞いていて、なるほどな、と思うことも多くあったが、変わらないな、と思うところも多くあった。1995年あたりのアントレプレナーブームのときとあんまり変わらないには規模の小ささである。これから大きくなる企業もあるのだろうが、今のところ巨大なインフラになるとも思えず、隙間産業かな、と思った。遺伝子編集の会社をやる女性もいたが、どんな独自性があるのかよくわからなかった。

 ただいつもの顔ぶれの政治家や評論家、学者が出てきての討論よりはずっと面白く、知識、物の考え方も知った。

 やはり、失敗を許さない国、ということが話題に出た。田原はなぜこの国はそうなのか、と尋ねた。この国の教育がそうだから、と若者の一人は答えた。この国の一人一人がそうだから、という若者もいた。失敗したことのないひちが社長になる国でもある。
 世襲制の政治家の問題も出て来た。地方創生の話も出てきた。
 
 テレビに抱き込まれるなよ、と三浦瑠璃を見ながら思った。テレビは恐ろしいよ。恐ろしいと思う前に成長させ、大きくなっていろよ、と老婆心が起こる。
 村上春樹の短編小説「With the Beatles」は面白かった。この面白さは僕ら世代特有の面白さではないはずだ。そう思う。