25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

どうなっている?

2019年12月06日 | 社会・経済・政治
 聞くところによると、アフガニスタンで医療や用水路造成で干魃による被害をなくし、砂漠を緑化していった中村哲医師は何らかの理由で狙われて殺されたらしい。用水路ができた付近の土地は20倍にもはね上がったという。緑化された土地の奪い合いが始まったらしい。どこまで本当かわからないが、もしも土地争いに巻き込まれたのなら、ホモサピエンスの愚かな部分をさらけ出す愚行による被害である。当然中村医師はよかれと思って活動している。彼の考えと牽引する力で干魃になりにくい土地ができていく。その地域の人々とってもいいことだ。飢えから救われ、新しい発想に技術を得て、更にアフガニスタンの人々は用水路を造り、開墾をしてゆけばいい。中村医師がどうして絶対的に殺されなければならないのか。その動機を知りたい。どうなっている?