25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

植物らの強さよ

2019年12月12日 | 日記
 このところ穏やかで寒くもない晴天の日が続いている。池の取水装置がこの夏の台風で壊れてしまった。3者で取水していたのが、ウチだけになったので、修理の大工事はしないことにした。その代わりに大きな鉢植えを池のゾーンごとに置くことにした。

 谷からの水が流れ落ちる音はなくなった。来年はカエルも住処がなくなる。イモリもどうするのだろう。橋の右側のゾーンには水の代わりにこの時期のシクラメンを、左側のゾーンには鮮やかな黄色のパンジーを大きな鉢に植えた。草花はなく樹木の花が季節ごとに咲いていたが、この12月は山茶花や欅の赤色の葉くらいのものであったが、シクラメンの白や紫や赤の色とパンジーの黄色が目に映り、庭にリボンがついたみたいに目を惹くようになった。

 バリ島でこしらえたクッションカバーがあったので新しいものに替えることにでぃた。居間は少し華やかになった。

 山桃の木とこぶしの木が電線よりも高くなってしまっている。中部電力に報告しておこう。梅の木も枝を伸ばし過ぎている。桜もこぶしほどの高さになっているがその場所は電線に架かることはない。剪定をしたいと思うが、馬力が出てこない。脚立を車に積まなければならない。面倒だと思ってしまう。毎日小刻みにちょっとずつすればいいことはわかっている。

 四月までは草刈りをしなくてもいいだろう。とにかく脚立を運ぶだけ運んでおくか。客の合間を見てちょっとずつ切るか。何もしなかったらすぐに植物に家が
埋まってしまう。植物らの強さよ。あきれるほど強い。
 住処の方の庭に藤棚を、と思って藤を本植えたら
それが伸びて伸びて、あっちこっちに伸びてすごいので、糸で括って伸びる方向性を一応決めておいた。言うことをきくのかどうかわからないが、そうでもしないと隣の空き地に生える雑木にまで絡もうとする。たいへんな勢いだ。若いのだ。あと1年半もすれば藤棚になるのではないか、とひそかに楽しみにしている。
 日本の樹木の花は儚い。咲いてすぐに散ってしまう。

 娘婿殿が正月休みに前の浜で魚を釣りたいということなので、竿とリール、それに仕掛けを用意しておかないと。細君は「初心者用でいいんだからね。タイはいいから、ガシやハタでいいんだからね」と言う。
ムムム、チダイでも狙おうと思っていた。