南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆欲望を満たす一か月

2011-08-19 22:23:25 | 矛盾

プアサの期間中は日の出から日の入りまで人間の欲望を一切断つという事らしい。じゃ、日の入りから日の出までは、昼間こらえていた欲望を一挙に満たす行動に出ていいということです。だから、プアサの時期より以上に欲望を満たそうとする欲望が大きくなるのです。この時期に体重が増えてしまうのです。この時期から10カ月後の出産が増えるのです。ビールやウイスキーなどのアルコール類も売り上げも伸びるのです。当然、車の渋滞も夜遅くまで続きます。

こうしてイスラムの人は連帯を深めるのです。連帯を深めるのに、苦難を共にするという趣旨で、神様はこういう月を作ったと思うのですが、神様の狙いは、はずれてしまっています。苦難を共にするのではなく、軽い束縛の後の解放感と束縛以上の快楽を共有することで連帯感をもつ状態になっている。

通関でも、警察官にしろ、税務署員にしろ、公務員全体がこの時期、故郷へ少しでも多くに土産物やお金をもって帰りたい。彼らは夜というわけにはいかない、昼間から金銭欲を満たす行動が盛んになる。この時期、取り締まりが厳しくなる。交通違反や不法労働は特に気を使った方が良い。タクシーの路肩走行が少なくなります。彼らも、せっかく稼いだお金を減らしたくないからです。

 

昨日の独立記念日、各地で式典が行われた。プアサ中だらかどうか、式典中に倒れてしまう人が各地で続出。倒れなくても、行列の中で座り込んでしまう人、新聞紙を頭からかぶっている人、靴を脱いでしまって裸足になっている人、どういうわけか、掲げられた赤白の上下が反対だったり、赤白を縫い付けたのでしょう、その部分からほころびて、赤白が離れてしまっている物もあった。いつもの独立記念日とは若干様子が違った。来年の話をしても仕方がないが、レバラン休暇と独立記念日が重なる。さ、どうなるでしょうか。

 

金型や設備の製作プロセスに掛るように製造もとに伝えた。とにかく早くしないと契約期間中に何も教えることができなくなる上に、掛けた費用が無駄になってしまう。

 

 プアサ時期のウリ売り。と、知る人ぞ知る開かずの自動ドア。

逆効果 困難 快楽

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