南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆オンONkan

2012-11-01 22:16:10 | 押出成形

 1386 今朝から、私が、インドネシアで売れそうだと思う製品のトライを始めた。製品は至って簡単、誰でも出来る物です。それでも、とにかく、インドネシアで5場所目の開業である。

 

設備は押出し機三台、特徴は小物製品を作るために、20φ、30φ、40φそれぞれ一ライン計三ラインでスタートした。ただし、まだ動かせるのは、20φだけ、今週中に30φの試運転をする。40φは、新しく来た仕事に対応するために、水槽などの後工程は作らない。

 引取機はナイフカッター付きが三台、押出機、引取機はハギノ機工から購入したもの。バキュームポンプ付き冷却水槽はインドネシア製、金型類は全てインドネシア製です。

 

 仕事は主に私が作ってみたい製品を作ることから始める。外からの受注については特に営業はしない。しかし、現在、硬質PVCのプルファイル2種類とLDPEのプロファイル1種類の試作を頼まれている。もう一つ、まだ、明かせないが、日本でも一社しか作っていない製品で日系3社の押出成型屋に断られたものを、どうしてもインドネシアで作ってほしいという話があり、それに、対応しようと思っている。

 

 その他に、自社で押出し製品を作りたいという会社があればそれのお手伝いをしようかと思っている。インドネシアには、自社で使う押出し製品を作るために、高額な設備を日本から技術込みで輸入して使っている会社が何社かある。それらの、会社は、その製品しかできない。稼働率が悪くても、他からの受注生産は出来ないし、定款上も出来ない。以前、そういう会社から、自分のところで作らないで太田さんのところで作ってもらうようにするから輸入した押出成形ラインを買ってほしいと見積もりを出されたことがあった。

 そのチューブの製造装置をインドネシアで私が準備するなら500万円以下である。ところが、すでに中古になっているその装置は2000万円だという。一体、買った値段は幾らかと聞いたら3000万円だそうだ。とんでもない価格である。その装置自体、もし私が使うなら、改造したい部分が多い、その他の樹脂や形状も出来るようにしたいからだ。丁重にお断りした。仕方が無く、その会社では50%位の稼働率で自社用のチューブを今でも作っているが、そのチューブ以外の原料を使うものや形状が違うものは出来ないので、私が引き受けてやっていた。今はN社がそのまま引き継いでやっている。

 

 今日の試作は無事終了した。幾つかの試作品の中から売れそうな色や濃さをチェックして、最良と私が思う配合で明日、両面テープを張って押出してみようと思う。

 

 私の名刺です。メンテナンスや機械の輸入仲介などをする会社PT,ASKAにお世話になりながら、押出成型の仕事を始めました。

今も日本や外国から輸入して使っている押出成型品でインドネシアから調達したいと思っておられる方、自社で押出成形装置を内製したい方、声を掛けてください。現在、インドネシアにあるプラスチック押出成型会社では出来ないもの全ては私に話していただければ、全て私が作らせていただきます。決して、「出来ません」とお断りすることはありません。

 

余談ですが、インドネシア語の一口口座、ONkanの意味は“ONをする”です。インドネシア語では一般に名詞にkanを付けると他動詞になります。英語の名刺にkanを付けて他動詞として使うことは普通です。例えばOFFにkanを付けて“OFFにする”になります。

 

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