南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆全く、モウ

2012-11-28 22:38:26 | 環境

 1413 一般ガソリン(プレミウムと軽油(ソーラル)がガソリンスタンドから消えた。夕方寄ったガソリンスタンドでハイオクガソリン(プルタマックス)を入れざるを得なかった。値段は倍以上する。昨日の夕方のニュースでジャカルタのガソリンスタンドからプレミウムが消えたという報道をしていたので、チカランはどうかと思いよってみたら、私が寄った一時間前になくなってしまったばかりだという。いつ入るか聞いたら、多分、明日と、曖昧ないい加減な答えだった。

 

金型を新たに作ることになった。今回の金型は客先に作ってもらうこととした。思った通り、客先は重量が倍になったことが理解できず、何故、値段が二倍になるんだと文句を言っている。重量の計算を自分でしたのか、と、聞いたら、直径10×6と12×4と2ミリ違っただけで、そんなに違うわけがないだろう、との、一点張り。(D-d)×(D+d)を計算してみてください、といっても、何のことかわからないらしい。しょうがないから、私の言う事を信じなさい、信じられなければ、取引を再考してください、と、お願いした。結局、その品物が無ければ、客先も困るので、しぶしぶ納得したらしい。困ったものだ。円周率などの話をインドネシア語では出来ないし、π(パイ)というしかないが、そんなことを説明したって、しょうがない世界である。

 久しぶりな人に会った。古い付き合いだが、ここ数年は顔を見ることはなかった。私がゴルフの同好会、アクラブ会に出なくなったからだ。射出の金型製作技術者で、私の生き方に似ていて、技術一本でインドネシアの何社かを渡り歩いている、現在はチカンペックのブキットインダー工業団地の射出成型屋さんにお世話になっているのだそうだ。

 

 20年インドネシアにいるそうで私より少し若いが、経験は豊富、射出の金型の技術は私が知っている日本人の中でも5本の指に入るでしょう。技術の話だけでも充分話を聞くことが出来るが、彼の本領は、付き合いが広いので、多くの日本人の生活ぶりを聞けることだ。自分自身の懲りた話も豊富だが、問いかければ、留まることなく、付きあった人たちの様々な生活ぶりに着いて、留まることなく話をしてくれる。

 ある会社の社長さんは日本の会社との兼任でインドネシアと日本の半々の滞在らしい。インドネシアの留守中に別の日本人社員にサインの練習をさせて、その人に社長のサインを任せるようになった。その任された人、女性関係でお金が必要になり、知り合いから借りていたが、その内、高利貸しを紹介されて会社の資産を担保にしてまで借りたそうだ。とんでもない、犯罪行為だが、その社長さん、自分にも落ち度があったと反省し、その筋の顔がく気人に談判して、ある程度の金を払って、問題を消したらしいが、そういうたぐいの日本人は、他にも大勢いる。貴方は大丈夫ですか、遊びは自分が持っている範囲のお金で済ませてください、他の人に迷惑をかけてはいけません。

 多くの日本人は日本では経験ができないことを、案外簡単に、安く経験できるので、勘違いする。というのが、その人のお話の締めくくりになる。自分が持てているのではない、お金が持てているのです。

 

 パンガンダランの西海岸とチャガールアラム(ジャングル)です。

身の程 錯覚 経験談

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする