南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆仲間意識

2012-11-05 22:23:22 | インドネシア

 1390 昨日の続きの話です。坂本さんの期待を裏切らないで済んだことを安堵した。そのあたりから結構深い交流が始まった。購買の担当者は帰国し、新しい人がやって来た。二人態勢だった。私が、インドネシア中の旅をして回っているという話になって、その2000年を過ぎたあたりから、デジカメで写真を取っていることを知った坂本さんから、「P,BEDの卓上カレンダーの毎月の写真、太田さんの写真を使わせてもらえないか」とい話がった。その年から、写真の提供が始まった。もう、10年以上続いていることになる。多い年で11カ月、少ない年でも八カ月は私の写真が使われていた。2012年、今年は10枚使われている。2013年のカレンダーは印刷中、間もなく出来あがってくる。インドネシア中の病院の院長の机には、そのカレンダーが置かれているはずです。残念ながら、私としては、インドネシア中、サバンからムラオケまで旅をし尽くしたという感じで、次からは旅をするにしても二回目以上になるので、同じ場所の写真を提供しても仕方が無いかなと思うようになってきた。しかし、使っていただけるなら、いつまでも、提供して行きたいと思っている。

 

 仕事の方ですが、K社が撤退するに当たり、A社に装置、技術を移転した。しかし、これが、大問題、当時の両者の社長の引く継ぎ方が何もかもいい加減だった。従業員(私の教え子)の移動も私の考えと違って、次に就職が所を紹介するという(別に紹介ではない、A社に機械とともに移すだけの話で、何の負担も掛っていない)理由で退職金を値切った。それに不満を持った従業員が退職を拒否した。A社の社長は、彼らは過激だと判断し、来てくれなくてもいい、という考えになり、彼らに示した給料はK社時代の三分に二だった。それも。正規社員としてではなく。契約社員だという。技術は私の物だし、従業員も私に子供、仲介した、私の気持ちは全く無視された。A社にとって強力な援護になるはずなのに、乗っ取られるという恐怖を感じてしまったらしい。揉めた挙句、従業員は来たが、不満たらたら、退職金は射出部門に比べると三分の二、新しい職場の条件も劣悪、私は、彼らに対する責任を取らなければならなかった。

また。K社当時の客先に新たにA社としての見積もりを出したが、平均で30%以上の値上げを要求することになってしまった。客先は私に不満を持ってきた。それらの話でA社の社長に談判したが、逆にA社を首にされた。

 

 彼らが満足して仕事ができる場を作ってあげなければならない。そこで、マクタという会社を作って、彼らのほとんど全員を引き取った。K社からA社に移された製品の中で、品質の問題がある物、価格が高すぎる物、などはマクタで生産させていただくことになった。当然客先の担当者は、当初、私が作って提供した製品であることは十分承知なので、安心して私の任せていただけた。その中の一社がP.BEDでした。A社ではいつまでたっても製品が作れないのだから仕方が無い。A社の従業員も私の教え子だが、そのことで、相談を受けても、A社の社長の横暴さの中では、教えてあげるわけには、行かなくなっていた。

 

 その他に何社かとともにマクタで生産を始め直ぐに納品も始まった。それから、二年後にN社がインドネシアへ進出することになり、マクタはN社に吸収される形になった。従業員全員は正規雇用にしてもらった。押出し部門は当初から利益を上げていた、今でも堅実に利益をもたらしている。

N社とは30年以上の付き合いで、このたび、クーデターで辞職せざるを得なくなった会長とは、ゴルフ仲間なので、進出の仲介やお手伝いをした縁もあって、「マクタをN社にくれよ」という話を断り切れずにマクタの全部を引き取ってもらった。P,BEDの製品も当然、N社から提供することになり、今ではサイドバンパーだけではなく、種類も増えている。細野さんという方が当時の購買担当者でした。

http://otaindoesiaextrusion.web.fc2.com/newpage0007.html

 

 P,BEDの社長も初代坂本さんから三代目の社長になっているし、購買の担当者も交代しているし、その他にも日本人が4~5人いて、忙しくなったインドネシア国内入りに対応しているようです。私はN社から出て、新たな職場にいるが、N社とP,BEDとのお付き合いは、今までと変わらない、頻繁に一緒にゴルフを楽しんでいる。そして、インドネシアで私に万が一のことがあれば、放っておかない人達たちの一部になっていただいていると思っている。

 

 町内の小金持ちの家の子供が割礼の後のお披露目パレード、中華系イスラムでしょうか、オドンオドンとバロンサイが混じっていた。

 流れ 相互 仲間意識

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