南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆PVCトライ

2012-11-07 22:31:36 | 押出成形

 1392 硬質PVCプロファイルのトライ、久しぶりの製品だ。10年くらい前に試作をしたが、その時には、ABSで作った。形状は合格だったが、色合わせがうまくいかずに、途中で、日本で作っている会社との関係の客先事情によって、ペンディングになってしまった。その後、暫くして、N社で引き受けることにしたが、どうも、うまくできずに、今まで、延び延びになっていた。日本で作っている会社との関係も薄くなってきたことと、価格に関係で、再び、インドネシアで調達しようという機運になったようだ。

 硬質PVCはとにかく、分解しやすく変色しやすい。黒や濃い色なら問題は少ないが、白だから、ちょっとした変色でもだめ。それをどうしたら防げるかは、塩ビ専門で成形している会社にとっては、常識的に知っていてその対策を施しているはずだが、私のように、塩ビ以外の樹脂は何でも手掛けたが、塩ビばかりはほとんど扱ったことがない人にとっては、とにかく、樹脂が停滞する部分を無くすこと、押出機や金型の中での熱がかかる時間を短くすること、温度もできるだけ低めにすること、そのくらいしか思いつかない。それらを、考慮して、押出機、金型、温度条件を最適にすることを心がけた。

 今日のところは、樹脂は変色しなかったが、肝心の形状と肉厚のバランスがうまくいかなかった。金型の隙間の調整をして、また、明日、トライしようと思う。久しぶりに現場で数時間、立ちっぱなしになっていたので、足が疲れた。

 

 いつもそうだが。若いころからずっと、いったん試作が始まると、充分な体力が必要になる。頭をフル回転させるが、肝心なのは第六感を生かせる体力が必要だ。腕力を使う事もあるが、主に脚力、私だけが分かることです。

 

 チンペダックを一人で食べて満足した。インドネシア人でも食べたことが無い人が大勢いる。レンケルといって、表面に白い粘液が浮いていて、掴むとねっとりしたものが指に纏わりつく、洗ってもなかなか取れない。そんな状態になった時が中身が好い具合に熟れている。独特な甘さはドリアンとは違うが、ナンカでもない、例えようが無い、独特な甘さである。甘さおいしさもドリアンと同じで説明をしても仕方が無いものである。インドネシアにいる人はぜひ一度食べて見てほしいものです。値段はドリアンの四分の一くらいです。

 中心の芯棒に実がくっ付いている。それを一つ一つむしり取る。ナンカの実に似ているが、こちらの方が柔らかくて粘り気がある。独特な口触りというのでしょうか、これもたとえようが無い。種はサラックに似ている。

 試作 根気 体力

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