今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

「菜の花めし」&やはりブロスが違うとパスタは全く違う印象になる。

2022年02月05日 | 素材
本当は最近更新をしていない和食たべようぜ2近年オレンジ色はリンク)にでも書き足せばいいのだが、菜の花は「お浸し」や「辛し和え」が、まぁ、最初にピンっと浮かんでくるけれど、
菜飯ではないが、「菜の花めし」ってやったらどうなるのだろう?って・・・
炊き込んだらアクで絶対苦そうなので、サッと茹でたモノを少し小さく切って混ぜ、醤油をかけ、かっ込むっ!)
うわっ、なんだ、この優しさ・・・

他の菜っ葉類や根菜類の茎とは明らかに違う滑らかさと優しさ・・・

「落語」に出てくる覚弥に僅かに近付くレベルぐらいスゲーな、これ・・・

ちょっとだけ「衝撃的」だったので衝動的に書いてしまったが、ここまで春を前にした菜っ葉類が優しいモノだとは・・・

「まだ菜の花を余らせておいたので」

今日は(というかこれを書いた日ではなく作った日は)手羽先が安かった事
余らせておいた菜の花(←そろそろ限界だったので、「再度」火は通したかった・・・
冷蔵庫で「乾燥させつつ」余らせておいた「しめじ」の余り
を「全部」処理をしてしまおうと・・・

手羽先の骨を抜く練習をしながら・・・
うわー、久しぶりにやったら、俺、下手・・・腕が落ちていた・・・みんな厨房で実践で(身に付くぐらい、業種・職種を問わず同じ事を訊いたら怒られるぐらい)毎日腕を磨いているのに(俺は毎日違うモノばかり作っていて)「焦る」よなー

(手羽先でいう「えんがわ」の部分は面倒だし、どーせ殆ど肉も無いので、取らず骨と共に茹でて出汁へ・・・)

沸騰させて少ししたら火から外し、鍋敷きの上へ入れ

やや細かく切ったキャベツを散らし、余熱で火を通しておく

フライパンにオリーブオイルを入れニンニクを抽出し、途中から鷹の爪も少々・・・

やや細かく切った手羽先を焼き付け(出来れば皮から焼こう)

酸化防止剤入りのワインが苦手だし、アルコール類のコクが無くても水で代用しくっ付かない様に・・・
(ワインが無い時は水で代用が効くし、『イタリアンでは水も調味料』という言葉を何かで読んだ事がある)

水気が減ったら、野菜類を火の通りにくい順に焼いていき・・・
(オイルが足りなければ少し足す)

本当はキノコ類に水分を足すとテルペンが出そうだが、もうある程度焼き付けてあるので、
先程沸かしたキャベツ入りの骨出汁のスープだけを蒸発&何度も入れてのばしつつジックリと「何度も」含ませていく。
(出来ればキノコ類にかからない様にフライパンを傾けて蒸発をさせていくと安全だろう・・・)

パスタと混ぜ、余った茹で汁はスープとし、双方とも塩・胡椒で味を整え、
※出汁が濃いので塩コショウは薄めに!!!!!!!!

(59巻までしか読んでいないけれど「ワンピ」ではないが)海賊?いや山賊?「風」の骨スープと共に
小ぶりに切った手羽先肉乾燥シメジ鶏出汁を(これでもかと)含ませた菜の花のパスタ・・・

スゲー、出汁・・・
以前、太刀魚としゃっきりとしたレタスのパスタを作った時に、魚出汁と野菜出汁で、それぞれの違いを試した事があるが・・・
それ以外は、パスタの茹で汁でソースを溶いてきたけれど、
やっぱり、ブロス(又はベジブロスが違うと、全然、一ランク・アガル!!というか・・・

それを実感出来たパスタだった・・・
(あと、手羽先を細かく切ったモノを食べる事もあまり無いので、何度もツマメるから「プリモピアット的」にも凄くイカシテる感じ・・・)

スープは、
骨を1度焼いたり、
洗って血抜きも何もしていないし、
玉ねぎ等の香味野菜も入れていないから、
少し臭みがあったかな・・・
(まぁ、そこはキャベツの青臭さでバランスを多少取る・・・あと手羽先は「えんがわ」部分でもかなりの油脂分があるんだなと・・・もっと野菜を入れてもよかったかも・・・)


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鯨のタタキで「冷した紙」を巻く「技術」を導入。

2022年02月05日 | 素材
やや古そうだなーっていう刺身用の鯨があったので、じゃあタタキにしてみよう!!と、

玉ねぎをさらしておいて水を切り、

鰹のタタキと同じ様に鯨にパラパラと塩を・・・

キッチンペーパーと氷水?を用意しておき
(ちゃんと洗ってあるからね・・・)

鯨の全面をバーナーでサッと炙る。
(余熱が入るので、そこも計算に)

本来なら炙ったタタキを氷水に漬けて冷やすが、ネットで調べていたら水に漬けると
旨味成分が出てしまったり
水っぽくなる
という意見があり、
実は私も前々からそれは感じてはいたのだが、どうする事も思い付かなかったのだけれど、
キッチンペーパーをその氷水で濡らし、

包んで冷やすという技を知る事が出来た。
(最初観た時、流石に驚いた!!)

鰹のタタキみたいに生姜をすってニンニクを切る。

こんな感じか?ダリア近年オレンジ色はリンクのルールに)みたいだな・・・(「皇帝ダリア」っぽい?)

※ポン酢にする前に山葵醤油で食べてみたらそれも凄まじかった!!!
うめー、凄く美味しい!!
な、なんだこれ、
なんで俺はこれを今までやってこなかったのだろう・・・(刺身で食べたいからなのだろうが、炙ったら油脂分というか「旨味」が表面に出てきた・・・)、・・・うぉーーーーー
そのぐらい凄かった!!


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日本の夜明けが来た、牛肉とトマトの炒め物

2022年02月05日 | 今日の料理
なんか神保町(←近年オレンジ色はリンクのルールに)のキッチンカロリーみたいな牛肉の炒め物?焼肉?的な洋食を食べたくて、
それでいながら、トマトと牛肉を炒めたモノにしたかったので・・・
奮発をして牛バラ肉を買ってきて(最近うちの周りではアメリカ産しか売っていない、貿易と防衛の関係で買わされているのだろうか?というより、日本の食卓に普及させようという量販店も巻き込んだ外国に屈っしたプロパガンダか?・・・大丈夫かな、成長ホルモン剤、EU圏では成長ホルモン剤入りの肉はもう何年も前に輸入禁止になったとか聞いたが・・・)

といいつつハンバーガーも牛丼も食べるし、今回いくら探しても無いので、我慢が出来なかった・・・
それでも「結構良いお値段」・・・格差社会か・・・

肉に軽めに塩・胡椒をしておいて

玉ねぎを切り・・・

牛肉を炒め、酒をかけ、アルコールを飛ばし・・・

ディジョン風のポークソテーの時みたいに1度出しておき・・・(余熱も計算せよ)

少し油をひいて、

玉ねぎを炒めるが、ガリガリした玉ねぎは苦手なので、(焦げそうだから)途中から「よく」水煮炒め・・・

イングリッシュブレックファーストよろしくトマトを焼き入れ←トマトにある出汁を出す

トマトが崩れ過ぎない所まで出汁を出し切り、肉を戻し入れる。

塩・胡椒で味を調える。

ちょっと汁気が多かったが・・・(こういうの初めて?作った・・・)

凄く美味しい、
肉は勿論だが・・・
玉葱をよく炒めた甘みとコク
トマトの出汁酸味がソースになり、

日本のご飯!、ニュー洋食だ・・・

「オマケ」

余った汁で洋食屋さんみたいに、やっぱりスパゲッティが欲しい・・・

玉ねぎを炒めつつ、パスタを茹で

茹で汁を皿に入れつつ、余すところなく汁を洗い流す。

パスタいや、スパゲティ(汗)を絡ませ、
※もっとフライパンに焼き付けて焦げ目を付ければ良かったかなーって思ったけれど、どうしても(僅かでも)フライパンにこびり付いて洗い物が面倒になる方を避ける事にした・・・
※もしくはバーナーで炙るとか?いやいや、やっぱり日本のナポリタン(いやナポリタンも日本のだけれど・・・)みたいにフライパンで汁気と共に焼き付けるから美味しいんだろうな・・・

少しでもご飯が欲しくなる。

ニッポンの洋食を食べたかったんだ・・・



日本の夜明けぜよ!



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精妙の域の味「煮物ご飯」&「鮭ご飯」のハイブリッド。

2022年02月05日 | 今日の料理
もう本当に大した事ではないのですけれど、以前何処かで書いたかもしれませんが、
何か解からんが、めっちゃ美味しかったので独立した記事に致します。

 煮物を連日食べ切れなくて、数日目には味が浸み込み過ぎて味が濃過ぎるようになってしまった時、刻んで茹でて骨を取った鮭と共に混ぜ、

「煮物ご飯」「鮭ご飯のハイブリッド」、当然出汁が効いている醤油と同じ効果Ver.になりました。

最初、酢飯にして幕末風の山菜チラシ近年オレンジ色はリンクのルールに)みたくしようか?瞬間迷ったのだが、いや、この煮物の濃さだと酢飯で塩を更に足す事は飽きるアタック感が強くなる!!ってピンっときて立ち止まれた・・・

(特に料理に対し)一見足りないようだが、ここまでにしておく事が「丁度良い」と立ち止まれる事が上達をしたって証でもあるかなーって近頃、頓に考えるようになった。


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鱈と椎茸を合わせたらどの程度まで癖が強くなるか実験の為のパスタ

2022年02月05日 | 素材
好き嫌いは「自身を高めたい為に」(一先ず)置いておいて
キノコ系だけれどビーフウェリントン近年オレンジ色はリンクのルールに)等に使うデュクセルとは又違うのだが、
癖が強めなやや古い鱈+同じく癖がある椎茸って、合わせるとどうなるのだろう?って・・・
確かスペインかどこかで、超塩辛い鱈の干物を、(身も食べるけれど)調味料代わりに入れるって何かで読んだ事があったので、
(調べたら「バカラオ」という名で、植民地であった南米付近でも食べられたりするらしい・・・)
干物(発酵食品)って当然癖というかクサヤ的な『旨味成分』というか、そういうモノの代用にならないか?とずっと考えていたが、偶々それらの材料が揃った時があったので・・・
(わざわざ買ってきてまで作りたいとは思わない性格なので・・・)

ニンニクを抽出しつつ、皮をパリっと焼いてみよー

※で、身を軽く焼いてから皿に出しておき、

同じフライパンで椎茸を・・・炒めつつ、

その間に、少し冷めた(手で触れるようになった)鱈をほぐして骨を外す。

トマトジュースを入れ

唐辛子を入れ忘れた・・・

(アクを取り)少し煮込んでから

汁気が半分ぐらい減ったら鱈を投入。
(最初から入れると身がスカスカになるし壊れ易いので・・・)

塩鱈だし、こういうのは後で味を調えれあいいので、僅かに塩を入れ

もしパスタを茹でている間汁気が足りなくなってきたら、パスタの茹で汁で伸ばしつつ
ここでもやや塩気が付いてしまうが・・・)、

最後は塩で調整・・・(胡椒を入れてもよかったかも・・・)

カリッカリに焼いた皮をトッピング

う~ん、少し癖が強過ぎたので、オリーブオイルをかけたら劇的に変わる・・・
(元の味を知りたいから、普段、追いオリーブオイルはあまりしないのだが・・・味変ぐらいで)

なるほど、不味くはないんだけれど、ちょっと日本人(というか俺)には「敷居が高い感じ」な様にも感じた。

なるほど・・・

「色々な技術」を突っ込んで試せた気がする・・・


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