エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

上野東照宮、寛永寺の冬牡丹は雪囲いの中で・・・1

2011年01月24日 | 
上野のお山、東照宮・寛永寺の冬牡丹はいま一番美しく大気に溶け込んでいるのである。



「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花 」である。
雪囲いの中に、こっそりと座っている。
楚々としていながら、その姿は典雅である。

寛永寺は1625(寛永2)年、天海僧正が徳川家の菩提寺として造営したことに始まる。
「寛永時代」に造ったことから「寛永寺」と名付けられたのである。

実に連綿として歴史を刻んでいるのであり、あの幕末の江戸における最後の戦いの場でもあったのである。
記憶に残っているボタンの名前を、花とともに紹介しようと試みるものである。



「玉守」



「雪重」



「ハイヌーン」



「島錦」



「原種 島の司」



「島津紅」



「黄冠」

である。

東照宮には「ぼたん苑」があり公開されているのだけれど、これは昭和55年に日本と中国の平和 と友好を記念して開苑されたものなのである。

ちなみに、このぼたん苑は春牡丹も素敵である。

  一輪の 牡丹かがやく 病間かな
                  正岡子規

後の七種類は改めて紹介する。
今日はここまで!!






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                     荒野人