エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

一日10食の「天せいろ膳」は青梅方面で頂いた!

2011年01月28日 | グルメ
昨日の昼、青梅方面に「やんごとなき理由」で出かけたのである。
新青梅街道をひたすら奥多摩方向に進む。

途中で旧青梅街道に逸れる。
山の中である。

その奥にある老健施設に所要があったのである。
誤解されると困るので言い訳をしておく。
そこで従弟が働いているのである。

さて、用事がすみ帰り道に青梅街道沿いの蕎麦屋に立ち寄ったのである。

「榎戸」と称する蕎麦屋である。



これは箸袋である。
右下には、つまようじ入れが貼り付けてあった。

店主や家族が、一つひとつ丁寧に貼り付けている姿が眼に浮かぶようである。



短冊が数か所に掛けてある。
店主の趣味であろうか。

蕎麦屋らしい雰囲気を醸し出している。



この店の一日10食の「天せいろ膳」を頂いたのである。
従弟と二人で出かけたのであるけれど、幸い二食が残っていた。



これである。



蕎麦は腰があって、噛み応えを残しつつも、咀嚼の邪魔はしない。
美味い蕎麦である。



薬味は、葱、山葵、それに辛い大根下ろしである。



山菜ごはんである。
上には白胡麻と黒胡麻それにジャコが振ってある。



大根とにんじんの煮付けの一椀。
良く出汁の味が浸み込んでいる。



天ぷらである。
おくら、春菊、れんこん、かぼちゃ、海老である。



天ぷらは抹茶塩で頂くのである。
上品に揚げてあった。

蕎麦つゆは、少し醤油味の勝った黒っぽい色であった。
味も濃い目であるけれど、蕎麦湯を挿して頂くには丁度良い加減ではある。

香の物は、大根と水菜、それににんじんの短冊切りを塩で軽くもんであった。

平均的に美味しかったと言えようか。
青梅で出会った、なかなかのお店であった。



帰り道、伯父の葬儀のとき、みんなで行った日帰り温泉「かたくりの湯」が近くである事を思い出した。
従弟と二人で温泉に浸かり、帰路に着いたのであった。











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                     荒野人