バンコクは、かつて水の都と言われていたのである。
縦横無尽にクリークが走り、物流は豊かであった。
東南アジアの物流の拠点であり、農産物の宝庫でもあった。
それは、メコン・デルタの賜物であった。
アユタヤに行けば良く理解できるのだけれど、周囲は川である。
ユル・ブリンナーの王様と私の舞台である。
例えばパタヤに行けば、眼前に広がる海に浮かぶ船に山田長政が日本人町を作り、船を浮かべた景色がいまでも広がっているのである。
白い帆をはためかせて、幾艘も船が浮かんでいるのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/4a/178a054facdd58e33f0be0c62078922f.jpg)
タイはワンダーランドであって、混沌の豊かさが存在しているのである。
バンコク滞在中、ぼくはこの船でチャオプラヤー川を遡っていき、一本の支流に入ったのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e4/7df0f394972b11701ca7fd102db4bc65.jpg)
日本でいうところの「猪牙舟」といった按配である。
本流もそうだけれど、沿岸には至る所に寺院が配置されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/3b/3f7ea7c8da8ab90878442c13eec49baf.jpg)
敬虔な仏教国であると知れるのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e9/9a94676b5d5bccd3246474c9bed3334b.jpg)
近代的建築物もある。
やはりカオスであると伺い知ることができるのである。
バンコクに行く機会に恵まれたとしたら、一度はこの舟に乗られる事をお薦めしたいのである。
タイの現在が良く分かるのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/58/f673861ab5d660c8ce4319699a5e9045.jpg)
乾季である。川面には「ホテイアオイ」がかなりの量流れている。
花は綺麗であるけれど、ここタイでは「青い悪魔」と呼ばれている。
枯れると腐って臭いを発する。
川を汚す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ec/f1c386a517c86ab6c5bf8e5a80d8a4be.jpg)
枝流が合流する辺り、ホテイアオイが寄せ場のように溜まっている。
処理に躍起にならざるを得ないのである。
金魚鉢の中でとどまっていれば良かったのに!
である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2c/0e275cef4321f93383c327bae0d41834.jpg)
さて、最大の見どころは「ワット・アルン」を水上から眺めるのである。
暁の寺である。
これが夜ともなるとライト・アップされるのである。
船頭さんは、ゆっくりと舟を進めてくれる。
その姿を堪能できるのである。
このワット・アルンを過ぎるといよいよ枝流に入る。
バンコク市民の日常が見えるのである。
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荒野人
縦横無尽にクリークが走り、物流は豊かであった。
東南アジアの物流の拠点であり、農産物の宝庫でもあった。
それは、メコン・デルタの賜物であった。
アユタヤに行けば良く理解できるのだけれど、周囲は川である。
ユル・ブリンナーの王様と私の舞台である。
例えばパタヤに行けば、眼前に広がる海に浮かぶ船に山田長政が日本人町を作り、船を浮かべた景色がいまでも広がっているのである。
白い帆をはためかせて、幾艘も船が浮かんでいるのである。
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タイはワンダーランドであって、混沌の豊かさが存在しているのである。
バンコク滞在中、ぼくはこの船でチャオプラヤー川を遡っていき、一本の支流に入ったのである。
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日本でいうところの「猪牙舟」といった按配である。
本流もそうだけれど、沿岸には至る所に寺院が配置されている。
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敬虔な仏教国であると知れるのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e9/9a94676b5d5bccd3246474c9bed3334b.jpg)
近代的建築物もある。
やはりカオスであると伺い知ることができるのである。
バンコクに行く機会に恵まれたとしたら、一度はこの舟に乗られる事をお薦めしたいのである。
タイの現在が良く分かるのだ。
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乾季である。川面には「ホテイアオイ」がかなりの量流れている。
花は綺麗であるけれど、ここタイでは「青い悪魔」と呼ばれている。
枯れると腐って臭いを発する。
川を汚す。
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枝流が合流する辺り、ホテイアオイが寄せ場のように溜まっている。
処理に躍起にならざるを得ないのである。
金魚鉢の中でとどまっていれば良かったのに!
である。
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さて、最大の見どころは「ワット・アルン」を水上から眺めるのである。
暁の寺である。
これが夜ともなるとライト・アップされるのである。
船頭さんは、ゆっくりと舟を進めてくれる。
その姿を堪能できるのである。
このワット・アルンを過ぎるといよいよ枝流に入る。
バンコク市民の日常が見えるのである。
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