初冬。

朝から時雨が来て、やがて激しく屋根を叩いた。
これはもう時雨では無く、霰混じりのような大雨である。

秋は出会いと別れの辻である。

「時雨たるさよならだけのメールかな」

今日は、この一句だけ記しておこうと思う。
内なる思いは、桜島の噴煙よりも高く、迸る純情の熱さで燃え尽きてしまった。
と・・・ある新人賞へ挑戦しようと思って句を選んでいる。
かつて、句と出会っていなかった時代の思いが沸々と湧いてきた。
そして、淋しくなってきた。
審査される先達に伝わるだろうか。
荒 野人

朝から時雨が来て、やがて激しく屋根を叩いた。
これはもう時雨では無く、霰混じりのような大雨である。

秋は出会いと別れの辻である。

「時雨たるさよならだけのメールかな」

今日は、この一句だけ記しておこうと思う。
内なる思いは、桜島の噴煙よりも高く、迸る純情の熱さで燃え尽きてしまった。
と・・・ある新人賞へ挑戦しようと思って句を選んでいる。
かつて、句と出会っていなかった時代の思いが沸々と湧いてきた。
そして、淋しくなってきた。
審査される先達に伝わるだろうか。
荒 野人