エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

七日という一日

2016年01月07日 | ポエム
七草粥の日である。



春の七草は「セリ、ナズナ、 ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」である。
ただし、地域によって種類が入れ替わることもある。
この七草は、関東のものである。



正月に疲れた 胃袋を整えるために食べるのが、七草がゆともいう。
七の日は、節目の日である。

今日は、予報とは変わって青空が垣間見える。
誠に爽やかな日である。



しかしながら、大気は冷たいのである。



ベンチに座って、空を見上げていると・・・空を遊弋している気分になる。



翻って、視線を下ろすと万両が赤い実を艶艶とさせている。

誠にコケティッシュである。
衒いがないのが宜しい。







「万両の艶やかな実のさりげなく」






豊かな色である。
しかも、陽射しを跳ね返す様が美しいではないか!



     荒 野人