春の野山は、クレパス色である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b9/a21b3a8fe87e5aa77c772f2a850a6b01.jpg)
その中に在って、ヒメオドリコソウは季語として未だ市民権を得ていない。
けれど、花開く時期を勘案して初春としても良いだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c2/8f0f06531b0ec0578a47f7b3a963cb03.jpg)
似て非なる踊子草は夏の季語である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/87/11ffadeedc035066aa18aeebcdb88e98.jpg)
ここでは、姫踊子草を詠みたいのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/61/39bf3bf66ea03bd6d22d2836455a9f50.jpg)
群舞の様は、ホトケノザと同様に春の野山でこそ輝く。
姫が付くからこそ、踊子草よりも小振りである。
その小振りが、俊敏のようであって踊子草の名前の由来となっているのは郁子(むべ)なるかなである。
郁子は、アケビの亜種である。
花も、実も通草に良く似ている。
余談である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/78/5548bdea56a2208438ba3a1891e256e0.jpg)
「群舞する姫踊子草もの狂い」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/62/e976cba0ec44b2dfcec45438ccf24741.jpg)
ヒメオドリコソウの群舞は久しぶりに目にした。
野山は、カタクリが満開であり桜は満開である。
花々は万朶。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/30/cc8f5f5735a78ba0aa85735ba0986b58.jpg)
嗚呼一年生き延びた、との感慨に駆られる。
だから、春の気配は「物狂い」に満ちている。
物みな狂ったように、生を謳歌する。
生の讃歌があちこちから聞こえて来る。
荒 野人
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b9/a21b3a8fe87e5aa77c772f2a850a6b01.jpg)
その中に在って、ヒメオドリコソウは季語として未だ市民権を得ていない。
けれど、花開く時期を勘案して初春としても良いだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c2/8f0f06531b0ec0578a47f7b3a963cb03.jpg)
似て非なる踊子草は夏の季語である。
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ここでは、姫踊子草を詠みたいのである。
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群舞の様は、ホトケノザと同様に春の野山でこそ輝く。
姫が付くからこそ、踊子草よりも小振りである。
その小振りが、俊敏のようであって踊子草の名前の由来となっているのは郁子(むべ)なるかなである。
郁子は、アケビの亜種である。
花も、実も通草に良く似ている。
余談である。
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「群舞する姫踊子草もの狂い」
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ヒメオドリコソウの群舞は久しぶりに目にした。
野山は、カタクリが満開であり桜は満開である。
花々は万朶。
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嗚呼一年生き延びた、との感慨に駆られる。
だから、春の気配は「物狂い」に満ちている。
物みな狂ったように、生を謳歌する。
生の讃歌があちこちから聞こえて来る。
荒 野人