エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

熊本大変

2016年04月16日 | ポエム
14日、熊本県で震度7の地震があった。
死者9人、994人が重軽傷を負った。
現時点で20人の犠牲者となっている。
怪我を負った方の数も増えているに違いない。

誠に甚大な災害である。
ところが、今日の未明の震度6強の地震が本震だと云うのだ。
今日だけで多くの家屋が倒壊し、犠牲者が出ている。
阿蘇山も噴火したと云うのだ。
大分の湯布院でも被災者が多くおられる。



震度7或は震度6強というのは、殆ど信じられないほどの揺れである。
一昨夜から、テレビはチャンネルをどこに振ってもこのニュースである。



20160414【緊急速報】 NHK速報(23:28)余震数多し 熊本県熊本地方~阿蘇地方





熊本城が、悲惨である。
加藤清正の縄張りによる熊本城である。
名城の誉れも高い。

攻め難く守り易い。
崩落した場所は、後世の改築であろうか?







「春愁や清政公の城崩る」







ぼくたちは地震列島の上で生きている。
そのことを、改めて噛みしめたい。

関東地方の地震は、いつあってもおかしくない!
と云われる。
テレビ中継を見ていると、ひっきりなしに余震に襲われている。

だがしかし、ぼくたちはどこまで迎え撃つ準備をしているだろうか。
不安でならないのである。



     荒 野人