今日は翁草の花である。
おきなそう、ではなく「おきなぐさ」と読む。
「おきなそう」でも間違っている訳では無いけれど・・・ね!
髭もじゃ、のおじいさん。
そう言ってしまえば、それまでだけれど・・・。
なんとも愛嬌のある、不思議な花である。
一株に多くの花をつける。
その一株が、まるで庭の一画に島のように見える。
この「おきな草」のある植物園には、この一株しか無い。
寂しい限りではあるけれど、いとおしいのである。
「島をなしふり向きざまのおきな草」
産毛なのだ。髭もじゃでは決して無い。
暖かな春の陽射しの中で、ひっそりと咲いている。
植物園を訪うても、振り向きもしない方がおられる。
なんとも勿体ない。
こんなに密やかな、秘めやかな花なのに。
荒 野人
おきなそう、ではなく「おきなぐさ」と読む。
「おきなそう」でも間違っている訳では無いけれど・・・ね!
髭もじゃ、のおじいさん。
そう言ってしまえば、それまでだけれど・・・。
なんとも愛嬌のある、不思議な花である。
一株に多くの花をつける。
その一株が、まるで庭の一画に島のように見える。
この「おきな草」のある植物園には、この一株しか無い。
寂しい限りではあるけれど、いとおしいのである。
「島をなしふり向きざまのおきな草」
産毛なのだ。髭もじゃでは決して無い。
暖かな春の陽射しの中で、ひっそりと咲いている。
植物園を訪うても、振り向きもしない方がおられる。
なんとも勿体ない。
こんなに密やかな、秘めやかな花なのに。
荒 野人