=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

「作業しやすいのと、作業が楽なのは意味が違う」

2009年07月15日 | 【師の教え】田中語録
「作業しやすい」というのは、下手くそでもやれるやり方であって、必ずしも効率的というわけではない。一方、「作業が楽」とは、(難度は高いかもしれないが)効率的で利益をうまく出せるやり方であること。
われわれ下手くそが、「楽な」作業のやり方をやってはいけない、またはできない。
(終わり)

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「ブオォー」

2009年07月15日 | 【師の教え】田中語録
先生が愛用する、機械で木を削るときの擬音語です。連発して使用してもよい。「ブオォー、ブオォー」

(終わり)

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「お利口力」

2009年07月03日 | 【師の教え】田中語録
「二文字力」に同じ。
(終わり)

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「二文字力」

2009年06月29日 | 【師の教え】田中語録
=馬鹿力のこと。職人、べらんめぇ口調の先生がソフトに話をするために考えた隠語だそうです。
<使用例>「二文字力でボルトを締めるんじゃねえー」
(終わり)

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「酢酸ビニルエマルション」

2009年06月15日 | 【師の教え】田中語録
木工に使う接着剤の一種であり、時折教科書に出てくるが、「酢酸ビニルエマルション」という場合と「酢酸ビニルエマルジョン」と濁る場合の両方があり、統一されていない。先生はこのどちらかの表記が出てくる度に「困っちゃうんだよね~」と言っているが、うれしそうであるものの困ったような表情はまだ見たことがない。
ちなみに私はこのおかげで、この長い名称を覚えることができました。
(終わり)

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「逃げるな、ここはカルチャーセンターじゃねえ」

2009年06月09日 | 【師の教え】田中語録
ほぞなどの切断の際、切り過ぎてブカブカになってしまうとやり直しがききません。そこで多少余裕をみて切り落とすのもひとつの方法ですが、すると今度はその後の作業が大変です。趣味でなく仕事として効率よくこなすには、のこぎりの切断からきっちりと寸法どおりにこなさなければいけません。(終わり)

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コメント (2)
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「勝手墨は100メートル先からわかるくらいにつけろ」

2009年06月04日 | 【師の教え】田中語録
勝手墨とは、木材のどこの辺を基準に平面や直角を出しているかや、二つの部材を組み合わせせるとき、どの向きで組み合わせるかを示す印です。
普通、鉛筆で「シャッ、シャッ」と引きます。

この勝手墨は印さえつけて、自分だけがわかればいいというものではありませんでした。

理由は、この勝手墨をつけた部材を、別の人が機械加工をする際に、平らな面を当てて安定させて機械を通さなければ、材木がはじけとんで大きな怪我にもつながることがあるからです。

そのため、勝手墨は、誰が見てもわかりやすく、大げさに言えば100メートル先からでもわかるようにはっきりとつけなければいけないのです。
(終わり)

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「お嫁・お婿にいけない」

2009年06月02日 | 【師の教え】田中語録
ほぞ組みなどの墨付けの際、先の鋭い刃物のペンのような白書きや毛引きを使って細い線を刻みますが、誤ってそれを完成して見えるところにも引いてしまうこと。
完成品のイメージをしっかりと持っていないと、結構難しいです。
お嫁は部材の穴材に傷をつけてしまったとき、お婿は部材のほぞ材に傷をつけてしまったときに使われ、その区別は意外と厳密です。(O氏談)
(終わり)

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「やりなおしがきかないのが地獄」

2009年05月28日 | 【師の教え】田中語録
ほぞつぎの一種「地獄ほぞつぎ」は、一度はめたら抜けないというのが名称の由来のように言われているが、実は「一度はめてしまったら、いくら調整したくてもやりなおしがきかないのが地獄」というのが先生の持論。何度か地獄を経験するしかないと言われた。(終わり)

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「ラベル」

2009年05月26日 | 【師の教え】田中語録
=レベル と置き換えるとよい。
<使用例>プロとアマチュアではラベルが違う。(終わり)

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