=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

たとえば、水が水蒸気になるとき

2012年06月08日 | 【志事】独立を選んでからの日々
家具を作っていて、「ハッ」と思う瞬間があります。


家具作りは、

材木選び、材料の切り出し、厚みや幅、長さにカットする部材づくり、
それから墨つけをして、各部材の加工、穴あけやホゾの加工、仮組みが終わり、

あとは組み立て、という前に、「最終的な部材の仕上げ削り、面取り」をします。

この後、組み立てをして、金具つけ、塗装などを経て完成していきますが、


この「鉋による最終仕上げ削り、面取り」をした部材が積みあがっているところを見ると、

私は「ハッ」とするのです。

製品が完成したときではないんです、その一歩手前の段階なんですが、なんか感じるものがあります。



それはきっと、

さっきまで、仕上げをする前までは、部材が自然の材料だったものが、

仕上げ削りをすることによって、

人間が手を加えた製品に変化した瞬間だと思うのです。


自然のよさ、人間が手を加えた良さ、それぞれあると思うのですが、

その境目が仕上げ削りを終えたときのように私は思うのです。

その変化は、

単なる変化ではなく、
たとえば、水に例えるなら、
水温が上昇するとかの単純な変化ではく、
水が水蒸気に変わった、変質した?ともいうのでしょうか、そういう質的な変化が該当するように思います。

うれしい瞬間でもあります。

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老舗に期待

2012年06月07日 | 【日記】いろいろ
すでに蚊のシーズン。

冷房などない工房は窓全開での作業。

とうぜん蚊たちの格好の餌食になるわけで、虫対策は欠かせません。


ベープなんかもいいのですが、

やっぱり私は蚊取り線香の香りが好きです。

しかも、トップブランドの「金鳥」


でも、蚊取り線香って、二つのグルグルが重なっているじゃないですか、
あれをはずすのが結構面倒で、無理にやると折れそうだし。
あと、線香立てに刺すのも、ちょっと刺しづらかったり。

よく老舗の飲食店で言われるように、
昔ながらの味も、全く昔と同じものを提供するのではなく、
現代にあわせて微調整していると聞きます。

伝統を重んじながら、常に時代を感じ改善していく、それが老舗!らしいです。


さて蚊取り線香の話でしたが、トップブランド金鳥さんだけに、

あのグルグルを外しやすくしたり、

線香立てに立てやすくなるように期待しています。
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ソラマメ

2012年06月06日 | 【観光】南房総おすすめ
家具工房つなぎ からすぐそばにある道の駅三芳のソフトクリームは有名なんですが、

そこに季節限定品が出ていました。

それが「ソラマメバニラ」

なんかとても爽やかな感じです。

天気のいい日に食べてみようと思います。
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木の色

2012年06月05日 | 【日記】いろいろ
工房前に無造作に置かれた木。

雨が降って、色が鮮やかになっていました。

左側は単に色褪せて灰色になっているだけなのですが・・・

木の色って、いろいろあって本当に面白いです。
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カツタンが勝手に変わってるぅ

2012年06月04日 | 【観光】南房総おすすめ
私が大好きな、勝浦タンタンメン、通称カツタン。

もちろん本物がうまいのですが、カップラーメンもかなりうまいのです。

私は最初に車の中でカツタンを食べたとき、思わず「うまい」と言ってしまいました。

そんなんで、自分の中でとっておきのカップラーメンに指定されていました。

本日も、仕事が遅くなったので、

「カツタンでも食べるか」と袋を開け、お湯を注ぎ、楽しみに待つこと3分。

ズズッと麺を口に運ぶと、



「違っ~う!」


カツタンが変わってる!


そう、実は前まで食べていたカツタンは、どんぶり型のカップラーメンでしたが、
今回のは、カップ型だったのです。
形が多少コンパクトになっただけだと思っていたのですが、
「麺」が違う!
前のタイプはノンフライ麺のような細いタイプだったのが、普通の麺みたいになってる。
スープのほうの違いはよくわかりませんでしが、多少変わっているかもしれません。

要望があったのか、コスト削減で麺が変わったのか、
まだどんぶり型は販売しているのか、

その辺はさだかではありませんが、

一言、

パッケージも同じなのに

「勝手に変えないでほしい」
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木へん に 反る と書いて・・・

2012年06月03日 | 【志事】独立を選んでからの日々
子供用の学習机の製作をはじめています。

今流行の、子供の成長に合わせて机の高さが変えられるタイプのご要望です。

構造的には、

サイドの板でテーブルの板を挟んで、ネジで止めるという単純構造なのですが、


ここが無垢の板にとって避けられない

「反り」

という問題が横たわっています。


これは、どこかで読んだ受け売りなのですが、
昔の漢字を作った人はすごいですね。

「木へん」に「反る」と書いて、「板」になるのです。

そのままです。

たぶん、私はこの受け売りは、今後も売り続けていくと思います。




通常の固定の家具であれば、板を組んでいくので、組むことによって反りやよじれを防いでいくのですが、
今回は分解できる板の組み合わせです。
またベニヤを使った家具であれば、反りの問題もそれほど気にはしなくていいのですが。


その問題を解決するために、
今回は自分なりに新しい構造を考えました。うまくいくと思います!


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千葉と言えば…ピーナッツソフト

2012年06月02日 | 【観光】南房総おすすめ
南房総のソフトクリーム巡りで外せないのが、木村ピーナッツのピーナッツソフト!
この前はテレビにも出ていましたよ。
暑くなりはじめたこの時期、濃厚だけどさっぱりしたソフトクリームは最高です。

実は私は帰郷後はじめてだったんですけどね。
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