家具を作っていて、「ハッ」と思う瞬間があります。
家具作りは、
材木選び、材料の切り出し、厚みや幅、長さにカットする部材づくり、
それから墨つけをして、各部材の加工、穴あけやホゾの加工、仮組みが終わり、
あとは組み立て、という前に、「最終的な部材の仕上げ削り、面取り」をします。
この後、組み立てをして、金具つけ、塗装などを経て完成していきますが、
この「鉋による最終仕上げ削り、面取り」をした部材が積みあがっているところを見ると、
私は「ハッ」とするのです。
製品が完成したときではないんです、その一歩手前の段階なんですが、なんか感じるものがあります。
それはきっと、
さっきまで、仕上げをする前までは、部材が自然の材料だったものが、
仕上げ削りをすることによって、
人間が手を加えた製品に変化した瞬間だと思うのです。
自然のよさ、人間が手を加えた良さ、それぞれあると思うのですが、
その境目が仕上げ削りを終えたときのように私は思うのです。
その変化は、
単なる変化ではなく、
たとえば、水に例えるなら、
水温が上昇するとかの単純な変化ではく、
水が水蒸気に変わった、変質した?ともいうのでしょうか、そういう質的な変化が該当するように思います。
うれしい瞬間でもあります。
家具作りは、
材木選び、材料の切り出し、厚みや幅、長さにカットする部材づくり、
それから墨つけをして、各部材の加工、穴あけやホゾの加工、仮組みが終わり、
あとは組み立て、という前に、「最終的な部材の仕上げ削り、面取り」をします。
この後、組み立てをして、金具つけ、塗装などを経て完成していきますが、
この「鉋による最終仕上げ削り、面取り」をした部材が積みあがっているところを見ると、
私は「ハッ」とするのです。
製品が完成したときではないんです、その一歩手前の段階なんですが、なんか感じるものがあります。
それはきっと、
さっきまで、仕上げをする前までは、部材が自然の材料だったものが、
仕上げ削りをすることによって、
人間が手を加えた製品に変化した瞬間だと思うのです。
自然のよさ、人間が手を加えた良さ、それぞれあると思うのですが、
その境目が仕上げ削りを終えたときのように私は思うのです。
その変化は、
単なる変化ではなく、
たとえば、水に例えるなら、
水温が上昇するとかの単純な変化ではく、
水が水蒸気に変わった、変質した?ともいうのでしょうか、そういう質的な変化が該当するように思います。
うれしい瞬間でもあります。