365日怪獣と夏休み

怪獣兄弟に年離れたチビ。そして、怪獣つかいにして、沖縄好きの母えりりん、そして、ハイエース徘徊パパりんのお話。

さつまいも

2012-04-09 09:58:48 | 怪獣ごはん
さつまいもの結構いいサイズのものが入った3キロ箱を買った。
怪獣兄が
「これ、安上がりだよね!!こんなに大きくて、沢山あって390円だよー!!買おうよ!!、しかもなると金時!!」

うーん…おやつにスナック菓子よりはいい。

一箱ずつチェック。なかなかに厳しい品定めをする怪獣たち。

ジャガイモはよく、好きな品種を選んで買ったりするけど、好きなさつまいもを買うというのが、
こんなにもテンションの上がるものだったか

お気に入りの1箱を持ち、レジへ。
自宅で、さっそく
さつまいもを茹でてみる。

あ…
結構うまい。
ひと冬持ち越して
甘味も増し、いい感じ。

つまみ食いされて、かなり減った。

次の日にも、スキーのおやつには
さつまいも。
お弁当にも
さつまいも。
夕飯のシチューにもさつまいも。

大満足だ。

さつまいもで、これほどみんな幸せになるなんて、驚いた。
しかし

ある時、怪獣弟が
悲鳴を上げた。


ななな、なんだ?


「お、お母さん、このさつまいも…○○県産だった。(某関東の県)ヤバいかも。ぼくら食べちゃったよう。」

うーん。
確かに。
葉物を買う時にはかなり慎重に産地を見ていたのに
さつまいもは
安さと謎のテンションで産地チェックが全員おろそかになっていた。

わーお。

しかし、すでに、
3キロのさつまいもは完食近い。

怪獣たちは、また、さつまいもを買ってもらおうと
狙っていたのだが、さすがに
ほしいと言わなくなった。

でも、料理済みのさつまいもは、全てペロリと平らげた。

気持ちと食欲は別なのだなあ…と思った出来事だ。

「チェルノブイリみたいに、カリウムまいて、セシウムを吸収できないようにさつまいもを作って欲しいよね~っ!!」なんて話してたけど、そうそう、うまくはいかないさ…。

ただちに、体に異常が出る訳じゃないにしろ、やっぱり、気にならないと言えば嘘になる。

命と生活 どちらを優先?

とか

地域復興支援とか
放射「脳」とか
ちまたでは、いろいろ議論されてますが
消費者である自分たちは、自分の考え方でしっかり食や生活を見ていくしか無いんじゃないかな…と思う。

さつまいもも、
食べたかったし、おいしかった。
後で気づいたのは、少し気まずかった~。分かってたら買わなかったかもしれない。

結局は
自分たちの責任で購入し、食べる。
それしかないような気がする。
それをとがめられる筋合いは無いし、バカにされるのもおかしい。

買うも買わないも
食べるも食べないもきちんと自分たちで考えて判断する。
それだけだべさ。
外食や買い物をするのも、放射能云々以前の当たり前の事だと思うけどね。

でも…さつまいも、うまかった。

ああああ。
コメント (6)
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