365日怪獣と夏休み

怪獣兄弟に年離れたチビ。そして、怪獣つかいにして、沖縄好きの母えりりん、そして、ハイエース徘徊パパりんのお話。

スキーパトロール

2012-04-15 07:14:39 | 怪獣スキー道場
怪獣兄の昨日の話。

昨日昼近くに、キロロの休憩室にいると
携帯が鳴った。

怪獣兄からだった。

「あのさ、ながみねでさ…」

この時間帯に電話が来るってことは
何か困ったことが起きた場合が多い。
なんだ???
前ふりがまだるっこしいので

「怪我したか?」

と聞くと

「まあ、そんな感じ」

「今どこにいる?」

「パトロール室にいる」

どうやら、コーチが付き添っているらしい。
こりゃ急いでパトロール室に急行せねば!!!!

*******

パトロール室では
怪獣兄が椅子に腰かけ
ちょっと疲れたおじいちゃんが申し訳なさそうに
向かいに座っていた。

おじいちゃんは、早口だけど
誠意を持った感じで、その時の状況や自分の至らなかったところなどを話し
謝罪してくれた。

事の顛末は…

怪獣兄が長峰の斜面を滑り降り
コーチに今の滑りについて話を聞いていた
斜面の上の方に板を履いていないコーチが。
下の方に怪獣兄が。

この斜面は、春の雪で足がとられやすいのもあるが
最後のほうで斜度が急になるので
制動が効かなくなったまま、怪獣兄とコーチに突っ込んでしまったらしい。

幸いコーチは板を履いてなかったので
瞬時にに避けることができたが
怪獣兄はそのまま直撃。
何mか吹っ飛ばされたとか…

まあ、こちらは止まっていて
向こうが突っ込んできたのだから
交通事故でいえば10対0ではなかろうか??

怪獣兄の怪我は
左ひじを打撲。コーチも足に打撲
ぽじいちゃんは衝突時の記憶がないらしいが
衝突直前に
「止まらない!!ぶつかるー!」とさけんでたとか。
おじいちゃんも
なんだか体のあちこちが痛いらしい
(まあ、後であちこち痛さが出てくるのかもな)

なんにせよ怪獣兄、スキー場で初スノーモービル搬送経験。
怪我自体は、大したことは無さそうで
本人の手当てをしてもらって落ち着いたところで
コーチと練習に戻っていった。

パトロールのスタッフが
おじいちゃんの連絡先を書いたメモを渡してくれて
「我々ができるのはここまでです。もしも病院に行くような状況があればお互いに連絡を取り合ってください。」

なるほど~…

実際にクラッシュしても
逃げる人もいる。
たいした怪我でもないから
なかったことにする場合もある。

でもさすがに、おじいちゃんってば
止まってる人に突っ込んじゃったら
逃げようもなかったんだろうね。

でもね、言わせてもらうと

中学男子とアスリートのコーチに
ヘルメットもかぶっていない休日スキーヤーのおじいちゃんがぶつかったわけ。
これって
駐車中のランクル2台に軽自動車が突っ込んでしまったようなもんではないか?

おじいちゃんが大きな怪我でなくてよかったかも…とも思った。

いまどきのキロロは
スキーヤーが滑る場所を求めて
すごく混んでくる。
とくにキロロ名物の長峰コース
もしもこれが逆の立場だったら
(止まってるおじいちゃんに怪獣兄がつっこむ)
これはとっても大騒ぎになっただろう。

上級者が危険を避ける努力をしなければならないからね。

********
ちなみに
きのうはパトロールの人に
「今日は腫れや痛みが出るかもしれないからお風呂には入らない方がいいよ」
と言われたようで
シャワーで済ませたまじめな怪獣兄。

今日も元気に練習に向かいました。

周りの安全に気をつけながら
楽しく練習してきてほしいねえ。

怪獣弟は今日はGS2本の記録会。
賞状が貰えるといいねえ


コメント
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