その数2万人分

映画「月下の侵略者-文禄・慶長の役と『耳塚』」を見て来ました。
秀吉と「耳塚」に関する映画というので怪談かと思いましたが、歴史を追ったドキュメンタリーでした。でも怪談より怖いかも。歴史に詳しくないのですが、それでも晩年の秀吉はおかしいです。何で朝鮮出兵なんてしたんだろうと思いますが、実際は想像するより大規模でひどいことになっていたらしい。敵の大将の首をとるというのはありましたが、侵略して行って何人殺したか証拠に鼻を切って防腐処理をし京都に持ち帰ったとか。で鼻塚と言われていましたが、林羅山が著書の中で鼻塚は野蛮だというので「耳塚」にしたそうで。林羅山は頭の切れる人なのね。方広寺は何度か行ったけど近所にあるのを知らなかったです。聞いたことはあったのかな。
時代が違うと価値観がごろっと変わるけど、やっぱりひどいよと思ってしまいます。