「画家 岸田劉生の軌跡」を見て来ました。
洋画の黎明期の展覧会に行った時、うまい人はいても見入る作品がないのにうんざりしていたら岸田劉生の作品が光って見えました。日本の洋画もここまで来たかとうれしくなった覚えが。でも岸田劉生は最初から岸田劉生でなくて岸田劉生になるべくして岸田劉生になったんだなと(何が言いたい)。
今回の展覧会は油絵は少なく水彩画や装丁画が多く来ていました。洋画の精緻さとは違うざっくりとした南画風の日本画が多かったです。麗子さんの写真があって普通に可愛い子供でした。中学生の時美術の副本に麗子像が載っていて、私に似ていると爆笑された傷があるため他人のような気がしないのですが。不思議なのは麗子さんもう少し綺麗に描いてとお父さんに注文しなかったのでしょうか。しかし寒山風麗子像、丹畫麗子像、麗子曼陀羅と麗子がいっぱい。愛されていたのね。
武者小路実篤の装丁が多かったのですが、「かちかち山」と「花咲か爺」が絵も話も怖かったです。そんな話だったの。
洋画の黎明期の展覧会に行った時、うまい人はいても見入る作品がないのにうんざりしていたら岸田劉生の作品が光って見えました。日本の洋画もここまで来たかとうれしくなった覚えが。でも岸田劉生は最初から岸田劉生でなくて岸田劉生になるべくして岸田劉生になったんだなと(何が言いたい)。
今回の展覧会は油絵は少なく水彩画や装丁画が多く来ていました。洋画の精緻さとは違うざっくりとした南画風の日本画が多かったです。麗子さんの写真があって普通に可愛い子供でした。中学生の時美術の副本に麗子像が載っていて、私に似ていると爆笑された傷があるため他人のような気がしないのですが。不思議なのは麗子さんもう少し綺麗に描いてとお父さんに注文しなかったのでしょうか。しかし寒山風麗子像、丹畫麗子像、麗子曼陀羅と麗子がいっぱい。愛されていたのね。
武者小路実篤の装丁が多かったのですが、「かちかち山」と「花咲か爺」が絵も話も怖かったです。そんな話だったの。