「唐画もん」に言って来ました。江戸時代中期大阪京都で流行った中国趣味を紹介しています。墨江武禅、林閬苑を中心に伊藤若冲、円山応挙も来ていました。応挙は1枚だけ。前期は鯉でした。うう、鶴も可愛いからいいけど。若冲は結構たくさん簡略系の墨絵が来ていました。やっぱり楽しい。南画って良さがよくわからないのですが武禅は緻密な感じで良いです。松本奉時「蛙画帖」がかわいい。耳鳥斎の地獄図絵が面白い。鬼が優雅にお花をしたりお茶をたてたりしています。まあお花が死体で形を整えるため足を切ったり手を切ったり曲げたり、茶杓が手で茶釜も頭だったりしますが。ひどいのだけど鬼が生真面目でおかしいです。このセンスはすごい。