餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

銘が生きて歩きだす

2017-12-09 23:40:10 | アート・文化

「利休と剣仲 千利休と薮内剣仲-侘数寄の心」に行って来ました。

久々に学芸員さんの説明会を聞きました。やはりすごくわかりやすい。しかし落語に「はてなの茶碗」というのがありますが、茶道具の世界ってこの話みたいです。その時代の技術の粋を尽くしての名品ならわかりますが、利休は雑器などを使っています。漁師の魚籠を使ったり、それがこういういわれでとか伝わり名品になっている。道具そのものよりも伝説がすごい値段になっているような気がします。面白いですが。お茶に興味のある人は多いようです。今日の解説会は人が多かったです。香雪美術館は大阪に分館ができるためこの展覧会が終わったら来年の3月まで休館だそうです。しばらく来れないのね。

途中弓弦羽神社に寄りました。絵馬がすごいことになっているかなと思いましたが通常に多いくらい。ふうんと裏側に回ったら盛り上がっていました。すごい。羽生選手が奉納した絵馬の周りが増殖している。なるほど。そばに付けるのね。怪我がよくなりますように。