ターシャ・アレクサンダー「レディ・エミリーの事件簿 盗まれた王妃の宝石」読了。
若き未亡人レディ・エミリーのシリーズ第2弾です。その時代らしさもあるけど、好奇心が多く変わり者に思われているエミリー。今回は喪が明けて社交界に返り咲きますが、本を読んでいる方が好きみたいです。イギリスとフランスって仲が悪い印象があったけど、社交界は別なのかも。マリー・アントワネットのゆかりの品々の盗難事件が起き、また隠れて暮らしていたフランス王朝直系の子孫がイギリス社交界に現れます。2つは関係があるのか。お母さんは健在だし、コリンはかっこいいし、今回は謎の怪盗まで現れます。王道よね。対面を保ちつつ活躍している手腕が見事です。