「五感で楽しむ俳句」と「シンプルの正体 ディック・ブルーナーのデザイン展」に行って来ました。
「五感-」季節別とか作者別はよくありますが、今回は所蔵の俳句を五感別に展示してありました。視覚に訴える俳句、聴覚の俳句、嗅覚の俳句、旬の味覚の俳句、触覚の俳句。「酒によきわかさかれいや春の宵」の句に添えられていたカレイの絵が美味しそうでした。
「シンプル-」今回はディック・ブルーナーのデザイナーとしての仕事に焦点を当てていました。ペーパーバックの仕事がざっと並べてあり、一目で目を引くのがすごいです。ブラックベアのシリーズがかわいい。本の読み過ぎで目が赤い黒熊です。
漆澤その子監修「マンガでわかる歌舞伎」読了。
50演目の歌舞伎のあらすじや登場人物をわかりやすく解説されています。場面を見た事があっても何の事やらと思っていた歌舞伎がなるほどと思える本でした。歌舞伎座に迷い込んだ黒猫が近松門左衛門の飼い猫の子孫二十一代目にゃんざえもんに歌舞伎の事を教わって行く形式になっています。へえ、鏡獅子と連獅子は違う演目だったのか(そこからなのね)。