餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

結構可愛いんだって

2019-05-11 23:57:07 | 学問

今、シーボルトの業績を元に日本の魚類を分類学的に見てみようまとめサイトみたいな本を読んでいます。分類学が用いられて日本の魚を調べたのはシーボルトが最初です。シーボルト、シュレーゲル、ブリーカーのオランダ勢の後にドイツのヒルゲンドルフが来日しています。たくさんの標本を収集し現在はベルリン自然史博物館に所蔵されているそうですが、当時の新種36種そのうち淡水魚14種が含まれるとか。その中にアカザ Liobagrus reini があるそうです。来日が1873~76年だから今から大方150年前のアカザが残っているのね。ずっとずっと珍しくもない魚でいて欲しいです。もうこの世にいない。残っているのはこの標本だけ、って嫌だよ。でも当時も珍しい魚だったのかな。