餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

光が降って沈む所で

2021-04-01 23:26:45 | 映画
映画「セノーテ」と「小田香特集『ひらいてつぼんで』『呼応』『FLASH』『色彩論序論』『風の教会』『Night Cruise』」を見て来ました。また、寝そうなラインアップを。
「セノーテ」ゴボゴボゴボボボボ、グワングワンドッシャン、ゴーーーーッっていう映画でした(わからん)。セノーテとはメキシコのユカタン半島にある洞窟内の泉のこと。隕石で開いた穴に水が貯まったとされ、マヤ文明では唯一の水源だったとか。泉の底にいる雨の神様の為に生け贄が捧げられたとか、あの世とこの世をつなぐ通路があるとも。黄泉比良坂みたいなのかな。投げ入れられたら少なくとも黄泉の国には行けるかな。帰れんけど。中で水路がどのようにつながっているかわからないそうです。水の底から見上げるような映像が多数。水系につながっていないなら魚いないのかなと思ったらいました。結構大きいの。どこから来たんだろう。入れたのかな。しかしセノーテと言おうとすると「せやのーて、工藤」と服部君の声が聞こえる気がします。もう音が幻聴っぽいのよ。
「ひらいて-」女子高生がバスに乗って火祭りを見に行って帰り翌日は学校で友だちとあやとりをしています。「呼応」牛、羊、風、山の風景かなと思ったら夕方ゾロゾロと人や車が出て来てお祭りに行っていました。ボスニアの村らしい。「FLASH」列車の窓が汚れていたので外から撮っているのか中から撮っているのかわからなかったけど走り出したら中から外を撮っているのだとわかりました。窓拭こうよ。サラエボからザグレブまでの長距離列車だそうです。「色彩論-」白黒。室内の白い壁、ブラインドからの光りがチラチラしている映像。「風の教会」六甲にある安東忠雄建築「風の教会」の修復工事の記録。「Night-」大阪の水路を船で巡る映像。どれも光りがゆらゆらと音が頭で鳴っている感じです。美しいし光りの中に焦点がぼやけるところなんてファンタジーみたいです。が、ずっと見ていると意識が遠のきそうになります。