餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

あとの方がお兄さん

2021-04-03 22:28:10 | 本と雑誌

「だから見るなといったのに」読了。

この本ずっと気になっていました。表紙はベッドに座った女の子が外を見ています。部屋の中にも窓の外にも金魚がわらわら泳いでいます。普通だったらさっと買うのですが、この本ホラーのアンソロジーなんです。目次を見ても金魚っぽ話がなさそう。怖いのになかったら怖い損じゃないですか。そうそうたるメンバーです。恩田陸、芹沢央、海猫沢めろん、織守きょうや、さやか、小林泰三、澤村伊智、前川知大、北村薫。えいやっと読んでみました。ううう、怖い損だ、いないよ、怖いよ。しかし民俗学からSF、予知、記憶、色々あるのね。


巨大猫に会いに行く

2021-04-03 00:06:12 | アート・文化
桜は満開を超えて散りつつあります。あっという間よね。
「栖鳳の時代 -匂いまで描く」に行って来ました。
わーい、竹内栖鳳だ。と、思いつつなかなか出られない。えいやっ、と行って来ました。初めての美術館ですが庭も建物も綺麗です。まだまだ知らない絵が色々あるなと思いました。虎が可愛い、犬が可愛い。ライオンは恐いかな。もうふわっふわ。体温を感じます。竹内栖鳳の同輩や弟子達などの絵も色々。榊原紫峰の栗鼠の絵もありました。可愛い。写真が撮れる絵と取れない絵があったけど栗鼠は撮れず。残念。ショップに一番有名な猫の絵のポスターがありました。見ていたおばさまが家の猫にそっくりと言っていました。どれだけ美猫なんだ。
似鳥航一「いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂3 鳳凰堂の紫の上」読了。
え、今回はあやかしもの?それはそれでいいけど、この巻から?と心配したらいつもの和菓子の謎でした。今回の栗丸堂はあんこ巻き、おしるこ、文人と和菓子、芋菓子でした(サザエさんの声で)。しかし大変な展開に。なんだかきな臭いんですけど。