映画「ゴヤの名画と優しい泥棒」と「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」を見てきました。
「ゴヤ-」NHKの受信料を払わないという議員さんの元ネタかな。いかにも英国人という政治を熱く語るケンプトンおじいちゃんが出てきます。隣人ならともかく家族はたまりません。奥さんのドロシーとはいつも言い合いに。でも次男は活動を手伝ってくれます。そしてナショナル・ギャラリーが買った名画が盗まれます。犯人の声明は絵画にかけられた懸賞金を社会福祉に使ってくれと。そして絵を戻しに行ったところをつかまり裁判に。当時のイギリスの問題や社会的弱者の立場がわかります。面倒臭く付き合いたくなく見えるケンプトンが裁判になると生き生きと頼もしいおじいちゃんに。傍聴人がこぞって味方に付きます。なるほど優し泥棒ね。
「宇宙小戦争-」いい作品です。でも時期が悪いよ。独裁者が某国を思い出させます。でも小さくなると御馳走が大きくなったり、大きいとゴジラのように上陸できたりが楽しいかも。希望があるのがなによりです。
西村京太郎「広島電鉄殺人事件」読了。
図書館に追悼特集で本が並べてありました。その１冊がこれ。路面電車まであったとは知りませんでした。おおっ、グリーンムーバーだと手に取りました。LRTの取り組みや自動車が増えて多くの都市は路面電車を廃止したのに、広島は残して軌道敷地内自動車乗り入れ禁止にしたことが書かれていました。珍しいことだったのね。当時は当たり前みたいに使っていました。出て来る駅とか懐かしかったです。まあ時間がかかるので宮島へはJRを使っていましたが。十津川警部淡々としています。そこで終わりとは思いました。大団円なのかな。