映画「カモン カモン」を見て来ました。
ひょんなことから妹の子を預かることになった伯父さん。甥っ子の奔放な言動に振り回されます。画面はモノクロで雑多な都会も美しく見えます。苦労の末だんだん仲良くなる話と言えばそうなのだけど。一筋ならではいかない困難も描いています。親子でも本当の意味では分かりあえない。でもとにかく進んでいくしかない。
物語の筋より、途中出て来る子供たちへのインタビューや読み聞かせの本の内容の方が気になります。人生なんて本当はぺらっぺらなのよ。恐れていることなんて起こらない。想像もしていなかったことが起こるだけ。ある意味真理かも。