映画「ハケンアニメ!」を見て来ました。
痛快お仕事コメディだと思っていたら、結構アニメ業界事情にシビアに迫っていました。江戸の仇を長崎で討つ、って言葉がありますがそれを思い出しました。大場つぐみさんがデスノートで出来なかったことをバクマンでした、みたいな(その例えわかりません)。テレビ局の意向があり、スポンサーの意向があり、グッズの会社の意向があり。できないことがたくさんあります。無難な作品に仕上げるか、視聴率は伸びなくても後々語られる名作を目指すか。監督もいいですが、売れるため手段を択ばない敏腕プロデューサーが良いです。
柳瀬みちる「神保町・喫茶ソウセキ 文豪カレーの謎解きレシピ」読了。
読む本を選ぶ順番は適当です。図書館の本を優先にはしますが、間に時々積読の本を混ぜます。でもこの本を読んでいて符号にびっくり。直前に読んだ本に関連することが。しかも前にたまたま読んだ正岡子規の随筆に触れています。うーん、この本を読むために事前学習したみたい。喫茶ソウセキを営む千明が古書の謎と自身のルーツの謎に振り回されます。文豪とカレーのコラボ、よくできています。