川添枯美「貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書」読了。
イストワールはフランス語で物語。喫茶店ですがここの喫茶店は無料で本を貸してくれます。しかも司書がいてリクエストすれば読む本を選んでもらえます。作家デビューしたものの全く売れず書けなくなった晃司はニートに。祖父の紹介でイストワールでアルバイトすることになります。本についてはよく読んでいるので本の話はできるのですが、自分の話はまったくできません。司書の文弥子さんは座って本を読んでいるだけ。話しかければ相談にのってくれますが、喫茶の仕事はしません。ある日地下の書庫裏イストワールを紹介してくれます。そこには個人の為だけに描かれた同人誌の迷宮が。すごいな。ここの喫茶行ってみたいです。そして私のやる気スイッチを押してくれる本を選んで欲しい。無理か。