「佐藤健寿展 奇界/世界」に行って来ました。
世界の奇妙な光景を撮影した「奇界遺産」は本屋でよく目にしました。ファンタジーとしか思えない実際の写真集です。その写真とその光景を撮影するために廻った世界のあちこちの写真の展覧会です。写真展だからサクサク見られると思ったらこれがなかなか大変でした。奇妙なものを見ると脳がバグを起こすらしい。これは何だろうと思考が止まってしまう。で、見てから処理するまでに時間がかかる。それでぐったりした後に映像がたくさん。思いのほか疲れました。何だかすごいものを見ていたのでピラミッドの写真が普通の都市郊外の写真に見えて来る。ピラミッドがありふれた光景に見えるってどういうこと?ちょっと衝撃でした。映画「人類遺産」を思い出させる写真もだくさん(2017.8.11参照)。学生時代アメリカの写真を撮って来るという課題で行ったところがエリア51って。その発想がすごいです。