町で外国人の方をよく見かけるようになりましたが、全然見かけないのが本屋。京都まんがミュージアムだと大勢いますが、ここは他言語の漫画も置いてあります。私が行くところが日本語の本ばかりのところだからでしょうが、初めて見かけました。漫画の本をかごいっぱいに詰めていました。業者の方?有名なもの水草を昨日買ってきたので今朝入れ替え。黒くなったスカスカの水草だったので、影が出来て嬉しいかなと思ったけど態度は変わらず。でも餌を食べている時以外姿が見えなかったのでいい隠れ家になっているのかな。
朝月アサ「転生令嬢ヴィオレッタの農業革命1 美食を研究していたら、氷の公爵様に溺愛されました?」読了。
農業物もいいですね。ヴィオレッタ・レイブンズは10歳の時バラ園で転んで前世が日本人だったことを思い出します。すると無性にお米が食べたくなりました。しかしこの国にお米はない。兄に城の図書館で調べてもらうと遠い南の国にあるらしい。困っていると世界中を回っている父が変なお土産を持って帰って来るのですが、その中にドライフラワーの花束が。コメの束付き。ヴィオレッタはそれをバケツで栽培。水源に近い畑を手入れしお米を増やしていきます。ついでに小麦の収穫量を増やすためクローバーを植えたり四輪作を実施。小麦も増え牛も増えはちみつも取れ収入アップでお店まで経営。農業改革に夢中で社交界に全然出ていなかったヴィオレッタですが、妹のルシアが姉の名前を使って夜会に出ていたので遊び人と言う噂が。でも煩わしい縁談がなくなってそれでいいと思っていたのですが。王国の北に位置するヴォルフズ領の侯爵と政略結婚することに。結婚式の後侯爵は好きにするといいと言って王都に行ってしまいます。ヴィオレッタは良かったと荒れた北の大地の改革に邁進。しかもヴィオレッタが結婚前に大量に買ってヴォルフ領に持って来たのが海藻肥料。ふふふ、わかってらっしゃる。ルース・カッシンガーの「藻類」を思い出します(2020.12.14参照)。そして牛の餌になっていた甘カブがサトウダイコンなのに気づき貴重な砂糖を作ることに。ヴィオレッタの手腕が見ていて楽しい。レイブンズ家は巨大烏を乗りこなすのがまたかっこいいです。ヴィオレッタの烏はクロ。ちなみにヴォルフズ家はオオカミ使い。もふもふがかわいい。続きが楽しみです。
久々にお風呂屋さんに行ってみました。ぬる湯が多め。外にミスト。あちこちに風鈴。嬉しいサービスでした。癒される。
くまだ乙夜「魔道具師リゼ開業します -姉の代わりに魔道具を作っていたわたし、倒れたところを氷の公爵さまに保護されました- 1」読了。
実家の魔道具屋で母や姉から奴隷のようにこき使われていたリゼ。無理矢理参加させられた舞踏会で倒れてしまいます。その場にいた氷の公爵ディオールに助けられ保護されます。ディオールはリゼが天才魔道具師なのに気づきますが、このまま家に帰すと家族に殺されるとリゼと婚約したことに。
お姉さんも怖いけど第一王子も怖いよ。優秀な魔道具欲しさにリゼの姉アルテミシアと婚約。本当はリゼが作っていたと知れるとその技法を盗もうと特許を取ることを薦めています。これは絶対戦争になるよ。スターウォーズならエピソード2ね。2巻もあるそうで。嫌な展開になるんでしょうね。キラキラなイラストからは考えられない不穏さです。