「日本中の子どもたちを笑顔にした絵本作家 かがくいひろしの世界展」に行って来ました。
実は日曜日に行くつもりでしたがあまりの行列に諦めました。小さな子供を持った人がすごく並んでいました。人気あるのねー。でも納得。入るとすぐ大きなスクリーンがあってだるまさんが動いていました。わーい「がまんのケーキ」の原画もあるぞ。ちゃんと読んでいなかったけど「まくらのせんにん」がいい。敷布団のしきさんと掛け布団のかけさんを従えて、水戸黄門だ。色々凍えている動物をあっためて癒していきます。創作メモにありましたが、まくらの仙人の目はしょこたんだそうです。確かにキラキラしているよ。「おふとんかけたら」も好きー。ソフトが溶けちゃうのよね。けど一番驚いたのは絵本作家だった期間がすごく短かったこと。私が気づかなかっただけですーっと昔から描かれているんだと思いました。もーっといっぱい見たかったなと。
フソワーリ野士香「金魚姫と隠世の鬼灯」読了。
鬼灯の統べるあやかしだけの世界<隠世>で生きる翠は特別な力を持つ金魚の姫。昔は人魚と呼ばれ現世の人間たちに狩られた種族。親に隠れて水面に映し出される現世の青年に興味を持つ。ある日翠は迷い込んだ人間の亡者と会いそれがいつも見ていた青年の祖母だと知る。青年は不治の病にかかっていました。でも翠の血を飲めば直ります。鬼灯の城に猫のあやかし木蓮と共に忍び込み、現世に行くことを直談判。鬼灯は許可します。条件は三日以内に青年に好きだと言わせること。
和の人魚姫です。美しい世界です。もう表紙が金魚まみれで美しい(それでか)。金魚姫が幼くてまっすぐで悲しくてかわいい。木蓮がそばでハラハラしています。いい世界よね。
映画「あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら。」を見て来ました。
戦争物は苦手だし美化してあるのもなぁと上映時なかなか見に行けませんでした。うん、美化はしていないかも。見やすくて良かったです。色々と呑み込めないところはあるけど、時代そのものが呑み込めないから。ヒロインが従順だけでないところが良かったです。館長には会えなかったのね。