餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

1個3000年

2010-06-14 00:01:25 | アート・文化
「彩 ~鶴澤派から応挙まで~」に行って来ました。応挙の師匠が属していた鶴澤派とその時代の展覧会です。何だか中国文人画が多そうでした。花鳥風月は好きだけどおじいさんの絵を見てもそんなに楽しくないなぁとどうしようか考えていましたが、今日までだし行けそうなので思いきって行って来ました。
おおっ大乗寺の「龍門鯉滝図」が来ていました。遠目に見るとただのストライブですが、近寄ると滝を登る鯉が透けて見えています。大乗寺に行った時見れなかった「波上白骨禅像」や「王義之・龍虎図」もありました。猫背の虎がかわいい。鶴澤初代と同時代の山本素軒の「夏木渓流図屏風」が綺麗でした。鶴澤派は弟子が多く育ったのにこっちの系統は続かなかったと。色々あるのね。
今ちょうど和菓子の歴史の本を読んでいるのですが、蓬莢山や西王母の絵を見て文化ってつながっているのねと感じたり。関西の正月飾りに蓬莢飾りや蓬が嶋というすごい和菓子があったり、西王母と言う桃型の饅頭があったりします。ちゃんと話を知っていたら面白いのねきっと。


リハウスする?

2010-06-13 00:01:24 | 川魚
めったに姿を表さないアカザが顔を出してゼーハー息をしていました。大丈夫か?後で見に行くと姿を消していましたが。でっかくなったよねぇ。その中に納まっているのが不思議なくらい。
買?来たポッド入り水草はハイグロフィラ・ロザエネルビス、葉っぱがわーっと広がっています。ヤマトヌマエビがさっそく気に入って中でシャカシャカ手足のお手入れしていました。良かった良かった。


万一に備えて

2010-06-11 23:57:08 | ニュース
昨日テレビを見たら人工衛星はやぶさの事をしていました。どうやらトラブル続きだったようです。想定期間以上の活用でとうとうエンジンが効かなくなったとか。イオンエンジン4基のうち3基が故障。しかし壊れたエンジンのうち正常に動く部品を電子回路でつなぐ離れ業で1基分のエンジンを確保したと。
ところどころで見たので詳しいことはわかりませんが、このエンジンをつなぐ電子回路、こんなこともあろうかと思ってつないでおいたものだ、と言う言葉に吹き出してしまいました。はやぶさの開発には真田さんが入っていたのね。


VACATION

2010-06-10 23:36:28 | 川魚
フィルターを替えた時、痛んでいた水草をごっそりむしったらまばらにしか残りませんでした。魚達が所在なさげなので、新しく水草を買って来ました。アナカリス2束と夏限定ここぞとばかりに熱帯魚用のポッド入り水草一つ今なら水温が高いので大丈夫よね。
緑陰が濃くなったせいか、魚達がさっそく外に出て葉の下でくつろいでいました(?)。やっぱり落ち着くのね。私も椰子の木陰で落ち着きたい(どんなシチュエーションだ)。


ハニカムハニカム

2010-06-09 23:55:41 | 本と雑誌
西洋の絵画と浮世絵は見方が違うようです。今でこそ額に飾ったりしますが浮世絵は手にとって眺めるものでした。西洋の絵画は離れて眺めるものなので構図が重視されます。浮世絵は近づいて見るので遠近感は重視されません。着物の柄や鬢の際、米粒のような歯の並びなど細かいところをあれこれ見て行くのが楽しいのです。
秋山あゆ子さんの絵本の新作が出ていました。「みつばちみつひめ てんやわんやおてつだいの巻」昆虫の江戸もの。今回はみつばちお姫さまバージョンです。この方の絵本は細かいところがとにかく楽しい。城の備品がとにかく六角形。プール(?)も畑も六角形。みつひめさま、六角形の壺を作ろうとして五角形になっていました。●角形のコーヒーカップとかどうでしょう。

みつをあつめろ おしろにいっぱいに
はちのす はちのす はちのすじょう
かしこい みつばち はたらきものだ
ハニカム ハニカム ろっかくけい

頭の中でリフレインしています。