柄刀一「翼のある依頼人」読了。
眠り病の奥さんとシャーロキアンの仲間達、といった感じの短編集なのですがなんか違和感が。あとがきを読んでなるほどと思いました。柄刀一さんはティータイム・ミステリといった気軽な感じのミステリを書きたかったそうです。それで龍之介シリーズを書いたのですが、これは探偵役を眠り病の若い奥さんにし、英国のシャーロキアンの個性豊かな友人を登場させています。よりコージーっぽい。コージーっぽいんだけど、柄刀一さんの本格魂がバリバリと物理トリックに向かっています。ロジックもトリックもバリバリ。ティータイム向き?となってしまうのです。そうよね、コージーだったら主人公はもっとでしゃばりでないと(コージーにどんなイメージ持っているの)。
眠り病の奥さんとシャーロキアンの仲間達、といった感じの短編集なのですがなんか違和感が。あとがきを読んでなるほどと思いました。柄刀一さんはティータイム・ミステリといった気軽な感じのミステリを書きたかったそうです。それで龍之介シリーズを書いたのですが、これは探偵役を眠り病の若い奥さんにし、英国のシャーロキアンの個性豊かな友人を登場させています。よりコージーっぽい。コージーっぽいんだけど、柄刀一さんの本格魂がバリバリと物理トリックに向かっています。ロジックもトリックもバリバリ。ティータイム向き?となってしまうのです。そうよね、コージーだったら主人公はもっとでしゃばりでないと(コージーにどんなイメージ持っているの)。