餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

さむいオチがこわい

2012-10-21 23:46:22 | アート・文化
「ウィリアム・モリス展」と映画「ツナグ」を見て来ました。
「ウィリアム-」は何度も見ているような気がしますがあるとつい行ってしまいます。何となく近代の大量生産と質の高いデザインを融合させた人っていうイメージがありましたが、植物性染料や手作りにこだわっていたりしたんですね。イチゴ泥棒が可愛いです。
「ツナグ」いい話です。一瞬ホラーかとドキッとしましたが。都会の朝日が綺麗にとってあるのが印象的です。
舞城王太郎「世界は密室でできている」読了。
ポップだし阿呆だしすごいです。この文体は駆け込み訴えですね。阿呆だけど。阿呆だけど名探偵です。密室で4コマ漫画作ったのはじめてみました。見立てもポップになってきました。


気が遠くなるお仕事

2012-10-20 23:47:57 | アート・文化
「人間国宝・江里佐代子の截金」を見て来ました。
今年の1/7に「截金の人間国宝展『齋田梅亭と西出大三』」を見て截金というものを知りましたが、とにかく繊細で美しい技術です。仏像に使われる技術ですが、江里佐代子さんはそれを工芸品や屏風などに応用しました。もうCGの世界です。人間が手で作ったとは思えない。小さな鞠に宇宙が形成されています。2002年に最年少で人間国宝に認定されましたが、2007年に制作取材のため向かったフランスで亡くなられました。もったいない。
ここの美術館には茶室も展示してあって毎回道具が変わっているのですが、今回は床の絵や棗も江里佐代子さんの作品でした。美しいです。一生の仕事が見つけられた人って幸せだろうなと思います。


オルニチンって何?

2012-10-19 23:59:47 | 川魚
淡水シジミは出来がいいです。普通の2枚貝は油断したところを貝好きの魚達に食べられて1ヶ月持たないのですが、昨日は久々に姿を見ました。口の先(?)だけちょこっと砂から出ていました。5/19に来たから早5ヶ月うまく生活しているようです。オルニチンバワーか(2012.7.11参照)。


リンゴとミカン対決

2012-10-18 23:14:58 | 日記・エッセイ・コラム
食事中の方は見ないように。
友人が風邪が急に悪化して吐き気がすると言っていました。
「あ、それ私が先々週なったのと同じ症状だ」
「同じ?」
「うん、お腹壊すことがあっても吐き気なんて滅多にないもん」
食べても戻してしまうというのでオレンジジュースを飲んでみたらとすすめました。ビタミンCだからと聞かれたので、それるあるけどヨットで大平洋横断した人が言っていたからと。吐く時の後味がオレンジが一番良かったそうで。
「えー、リンゴだよ、リンゴがいい」
「個人差はあると思うよ」
どっちが爽やかかという話に。胃酸が上がるので酸味のあるオレンジが合いそうとか、紅玉なら酸味があってもいいかもとか。
うんまぁ、しかし、気分の悪い人相手に何話していたんでしょうね。
カルフォルニアかな(こらこら)。


モモンガがかわいい

2012-10-17 22:40:27 | 本と雑誌
東野圭吾「怪笑小説」読了。
見事に変な話ばっかりで良いです。作者あとがきが新鮮。
真保裕一さんの解説でこの頃から東野さんは猫をかぶるのをやめて地が出始めたそうで。これまで東野さんの作品に接して来た読者は注意をしたほうがいい、とありました。それまで青春ミステリが多かったのね。大丈夫、初めて読んだ東野作品が「名探偵の掟」でしたから(なぜそれから)。