美術館へ行こうと思っていたのに緊急事態宣言で閉館に。残念だけど仕方がない。
太田大輔「みずのつぶがあつまると」読了。
水の量をビジュアルで見せているのが面白いです。小さな雨粒が降っています。葉っぱの上で集まりてんとう虫が飛び立っています。大きくなった水の粒が集まりスプーンに。スプーンの水が集まり金魚鉢へ。金魚鉢が集まり小さなプールへ。小さなプールが集まり象のプールへ。象のプール集まりがクジラのプールへ。クジラのプールが集まり湖へ。湖が集まり海へ。この集まりの所がミソ。水の入ったスプーンが次々コップに入っていくし、水の入ったコップが次々金魚鉢に入れられます。金魚がそれを見ていますが、次は子どもプールへ金魚ごと次々。子どもプールに金魚がわらわら。浮き輪をした子どもが見ています。次は子どもごと象のプールへ。入れられる瞬間を見ると金魚もざばざば入っているのがわかります。クジラのプールには象も子どももわらわら。金魚はもう赤い点々に。湖にはクジラがちゃぽんちゃぽん。象がわらわら、子どもがぎっしり、金魚は赤いほこりです。そして湖がどどーん。ぶちまけられる水の中金魚が手前に大きく遠目に小さく奥に点々といました。面白い。でも海にいっちゃあいけないよ。